嘘-たわごと

懐かしき甲斐バンド、甲斐よしひろを振り返りながら、時を思う

LOVEminusZERO

あの頃~アルバム『LOVEminusZERO』5

LOVEminusZERO

アルバム『LOVEminusZERO』

Side-A

野獣
冷血(コールド・ブラッド)
フェアリー(完全犯罪)
キラー・ストリート

Side-B

ラヴ・マイナス・ゼロ
デッド・ライン
Try
悪夢
夜のスワニー

デビュー当時から、「翼あるもの」の前後位から甲斐バンドに傾倒した人たちは、その流れの行き先に驚いた感を持った人も多いだろうな。
階段を確実に登ってたバンドの流れに必然性とか当然さはないと思う。
ただ、今よりもうまくなりたい、充実させたい、そのためには曲の世界を変えていく必要性はバンドの織り成す世界の変化につながっていた。
途中からバンドに傾倒した自分も驚いたこともあるけれど、アルバム1枚、曲を一つ出す度に世界の変化を感じることに興味が湧き、注目せざるを得ない気分が強かった。
当時はこれも流れなんだろうと思っていたけれど、このアルバムが出てからかなりの年が経って改めてその変化に驚いた。
アルバムの収録曲の一つ一つの、その世界観が違っていたことが面白かった。
アルバムの中にも流れはあるのものだけど、流れではなく曲ごとの独立感に興味がひかれた。
ソロファーストアルバム『ストレートライフ』の政策と並行していたことが影響したのだろう。
バンド向きの曲とソロ向きの曲。
ソロ向きの曲をバンド用に仕向けたことが、妙な違和感となって、曲ごとの独立性になったのかもしれない。
1986年にバンドは解散するわけだけど、この解散がなければ、このアルバムもソロファーストアルバムも全く違ったものになっただろう。
けど当時は、これもバンドの新しい一面と見ていたことに違和感を感じることはなかった。






あの頃~夜のスワニー4

「夜のスワニー」

シナモン・ティーにスプーン一杯 夜をおとした暑い午后
ほてった肌すべりおちる 秘密の汗と囁き
摩天楼のウィーク・エンド スワニーにいる女

あれから君はいなくなって 俺は途方にくれている
霧雨に抱き合った哀れな心が痛い
孤独なウィーク・エンド うつろなスワニーの夜

降りしきる雨の中 立ちつくした愛
君の意のまま操られる俺

シナモン・ティーにスプーン一杯 息をおとす めまいの午后
流れるように降りだした 悲しみはくり返し
飲みほしたティー・カップ スワニーにいる女

(作詞作曲:甲斐よしひろ)

アルバム『LOVEminusZERO』収録曲の中で、バンドメンバーが全員揃って演奏した数少ない曲の一つがこの曲だった。
それでいてバンドの曲というよりは甲斐ソロ用の曲の方が似合っていたと思ったのはこの曲が出た1986年ではなく、その2,3年後だった。
ギターとベースのみのシンプルアレンジが似合う曲調は、バンドでは無理だと思っていた。
後に甲斐がソロで取り組んだ本牧ライブでの演奏では、よくこの曲の味が出ていたと感じていた。





あの頃~悪夢3

「悪夢」

熱く胸こがす強烈なKISSが欲しい
BLUESはいやだ 悪い夢など見たくない

あの娘に会ったその時 JUNGLEの中を一週間
ぶっとうしで歩いたような気分
熱病にかかり 毎夜お前の 夢にうなされ幻にとまどう 俺の魂が唄ってる

熱く胸こがす強烈なBEATがほしい
SCRATCHとDANCEの渦 悪い夢など見たくない

夢の中のあの娘は俺らの体の上
愛のエアロビクスDANCIN'
闇のカルメン 煽情のDANCIN'
可愛いあの娘が髪振りみだし アクロバティックに急旋回

熱く身をこがす激しいSAXがいいさ
JERSEYなBLOW 悪い夢など見たくない

だれもが寝静まった夜中 公園をうろつき泣いている
どっかに行っちまった恋人の
姿をもとめ歩いている
みんなたえている声も出さず ほしがってるさ本当の愛を

熱く胸こがす真っ赤なHEARTが欲しい
BLUESはいやだ 悪い夢など見たくない

熱く身をゆさぶる妖しいBEATがほしい
SCRATCHとDANCEの渦 STREET-PARTYのVIBRATION

熱く胸こがす強烈なKISSがほしい
BLUEはいやだ 悪い夢など見たくない

(作詞:甲斐よしひろ、作曲:田中一郎)

ARB時代の田中一郎を知らない自分は、一郎がボーカルを取った曲を聴いたのはこの曲が初めてだった。
イメージだけだけど、作詞が一郎で作曲が甲斐だと誤解していた時が長かった。
一郎ってこんなに甘い歌声をしてるんだというのが率直な感想。
『LOVEminusZERO』を甲斐バンドの代名詞にしたいとしてアルバムを作ったのだから、メンバーの一人がボーカルを取ったっておかしくない。
しかも、一郎は歌うのもうまかった思いが残ってる。
それでも甲斐バンドの代名詞にしたかったのなら、メンバーが個々のプレイに徹して。一郎はギターにという思いは今でも残ってる。





あの頃~Try3

「Try」

銀色の翼およがせた イカしたキャデラック
不敵な笑いブラック・リムジン シボレー・カマロ
金と暇にものいわせて クルマ転がした だけどそれも昔の話 今じゃ文無しさ

I Say "Try" 二人の仲は もうこれで終わりなのか
"Try" 何をやっても やり直すことは出来ないのか

トランジスタGRAMOR スレンダーなLADY優雅な身のこなし
ボリューム満点BOMBER-GIRL 憎めないFUNNY-FACE
金と欲にものいわせ 女ふりまわした だけどそれも昨日の話 今じゃこのザマさ

I Say "Try" 二人の仲は もうこれで終わりなのさ
"Try" 何をやっても 後戻りなどはきかないのか

帰ってみないか キメにキメてたあの時代の二人へ
最高のカップル そう呼ばれてた眩しい日々へ
狂った夜の夢の中で 踊りあかした 残り少ないこれからの人生 俺に賭けてみないか

I Say "Try" 二人の仲は もうこれで終わりなのか
"Try" 交わした約束も 真夜中の彼方に消えちまった

朝日の中で俺はボンヤリと思い出している
吸殻 捨てるように投げ棄ててきたいくつかの愛を

銀色の翼およがせた イカしたキャデラック 不敵な笑いブラック・リムジン シボレー・カマロ

(作詞作曲:甲斐よしひろ)

運転免許を持たない甲斐が、車をモチーフに曲を書いたところに面白みがあった。
車の免許を取らないのではなく、取る時間が取れなかったといった方が正しいかな。
折からのスーパーカーブームは続いていた1986年。
この曲を書いたのはおそらくニューヨークでだろうけど、注目しちゃうような車がそこかしこにあったに違いない。
そうした価値ある車を見、走り続けてきた自分たちを見つめなおしていたかもしれないな。






あの頃~デッド・ライン5

「デッド・ライン」

かなり危うい曲だった。
この曲が出た頃は打ち込み系という多重録音だったけど、ここにきてシンプルさも出てきた。
力強いシンプルさとでもいうのかな。
ライブよりもスタジオ録音の方が好きというのは、この曲が出た19986年当時の曲の特徴で、いいアルバムを作ってもライブ演奏は追いついていなかったんだろうな。
事情があったにせよ、やはり1986年の解散劇は早かった。
ニューヨーク三部作ももっとライブでアレンジをいろいろ挑戦していたら、ライブ演奏でも似合う、曲の色を生かす演奏ができていたのではと思う。
でも、この曲もその意味は違ってもお気に入りだった。
ライブで盛り上がる寸前での選曲が好きだったけど、もっと似合うアレンジがあっただろうということは当時も思っていた。

死線(デッドライン)ふっとび 3,2,1 罠にはまり 俺ら死にかける
夜の静寂つき破り 3,2,1 エンジンの唸り タイヤ軋む声

これから本物 WATER MILE 命しらずの DRAG RACIN'
こっちにつくなら 今のうち 俺の全てを見せてやる

これから先は 果てない暗闇の淵 地獄の炎のように 突き進む
体の骨が音をたて 軋み出す 突き刺す風が 肉を殺ぎおとす

15の町抜け 40時間 やみくもに俺ら 走り詰め
SOUL MUSIC 心の支え 俺の行く手を邪魔しないでくれ

輝く瞳の彼女 奪ったのは 眩い丘の 捨身のチキンラン
それから奴等は 俺を追い続け 南の町で あの娘とも別れた

シートベルトは SET UP アクセル踏み込み START O.K.
あの娘は苦い愛の思い出 俺の全てを見せてやる

死線(デッドライン)跳びこし 3,2,1 罠にはまり 俺ら死にかける

(作詞作曲:甲斐よしひろ)





あの頃~LOVEminusZERO5

「LOVEminusZERO」

月あかり高鳴る時間は終わり 通りを洗い流すほどの激しい
嵐の中 今夜二人いる
君の海岸へと流れ着き 強く抱きしめようと手をのばすと
霧が行手を隠してしまう

LOVEminusZERO 君から愛をひけば
LOVEminusZERO 二人から愛をとればZERO

孤独なままの夜のくり返し 俺の胸をくもらせてしまった彼女
逢える時まで時間は止まったまま

身体合わせても夢さえ見られずに 叫びだけが夜に突きささる
あれは魂が愛を奏でる音

LOVEminusZERO 俺から愛をひけば
LOVEminusZERO 二人から愛をとればZERO

月あかり高鳴る時間は終わり 憎しみの愛 はげしい炎が
だけど俺を捕らえて離さない

LOVEminusZERO 俺から愛をひけば
LOVEminusZERO 二人から愛をとれば

LOVEminusZERO 俺から愛をひけば
LOVEminusZERO 二人から愛をとれば

LOVEminusZERO

(作詞作曲:甲斐よしひろ)

この曲が出た1986年当時、いい曲だなあとは思ったものの、自分よりもずっと先に行ってる曲だと思ってた。
シングルカットされたけど、アルバム収録時のアレンジであった喧噪めいたものの方が曲の色合いを独特とし、魅力あるものとなっていた。
曲の感じとしては当時も思っていたものの、意味合いとして具体的な魅力としてわかるようになるには何年もかかっていた。
ムードとか意味合いとか、いわゆる大人の世界で曲を書いた甲斐自身も持っていたと思うけど、背伸びして別の世界に首を突っ込むようにならないとわからない世界だったかもしれない。

ニューヨーク三部作もここまで来たかと思ってたけど、この曲の世界はソロで作りたかった世界だったかもしれない。





あの頃~キラー・ストリート5

「キラー・ストリート」

気をつけろ 無闇に俺を指さすな 体ふれるとSHORTするぜ 火花が散る
口のきき方に気をつけな 俺がこの街の法律(ルール) 強面なのさ
時間は短く 人生は残酷 血の臭いかぎつけ 街角の奴らが
獲物狙って 夜を漁る
今夜も誰かが犯られる きっと誰かが

キラー・キラー・ストリート 闇に一閃 Jack-knife
キラー・キラー・ストリート お前 俺の腕の中 隠れていろよ

気分はブルース  いくら憂鬱でも 深夜のT.V.は慰めちゃくれない
悩ましいテレフォン 甘いあの娘の声も 火に油を注ぐだけ 疼いてくるだけ

ヒョウが降りそうな こんな寒い夜に 何でそんなに お前は燃えるんだい
汗がしたたりおちて 蒸気が上る
お前の熱い肌で 凍った体をとかしてくれよ

キラー・キラー・ストリート 闇にふた閃 Jack-knife
キラー・キラー・ストリート 蒼い帳の中 お前 隠れていろよ Baby

暴力沙汰は まだ続いている 表通りはまるで パーティーと同じ
この世にお前と 比較できる女は いないとおもっている俺
お前もおもってくれるかい

キラー・キラー・ストリート 闇に三閃 Jack-knife
キラー・キラー・ストリート 最後のキスは俺のために とっといてくれよ

キラー・キラー・ストリート 燃え上がる炎を見るだろう Baby
キラー・キラー・ストリート 欲しいものがあるのなら 震えてないで立ち上がれよ

キラー・キラー・ストリート みんな祈ってくれよ Baby
キラー・キラー・ストリート 愛は終わっちゃいない まだ終わっちゃいない

1984 年当時、多分最も気に入った曲だった。
ハードボイルド感満載だったバンドの虜のようになっていた自分にとって、イメージ通りの曲が出てきた感じだった。
シングル「フェアリー(完全犯罪)」のB面だったけど、こっちの曲の方が気になり、アレンジとしてはアルバム収録の方が曲にピタリと来ていたと思う。
イメージもそうだけど、メッセージもきちんと込められ、しかも物語が順を追っていたことが明らかだった。

打ち込み系の曲に傾倒した中でこの曲が出て、スタジオ録音の方が気にならなかったもののライブアレンジの方はいわゆる電子音が気になって仕方がなかった。
この曲がニューヨーク三部作出る前にアレンジされて発表されていたら、どんな感じに仕上げていただろうと思うとワクワクした感じがする。
でも時が経ってもちっとも色褪せることがなかったことが、この曲の最大の魅力かな。





あの頃~フェアリー(完全犯罪)4

「フェアリー(完全犯罪)」

この曲は当初、「完全犯罪」というタイトルで書かれたそうだ。
周囲の声に呼応するように局が変わったわけだけど、甲斐は曲作りに関しては独自の世界を持って孤高の人という感じをもっていたのが1984年当時だったので、これを知った時は少なからず驚いた記憶がある。
それでなくても1984年の頃を思うとき、ハードボイルドのイメージが強くそれが好きで甲斐ワールドに入り込んでたので、この曲には違和感がった。
面白かったのはこの曲のシングルA面がこの曲で、それこそ妖精のイメージが強かったところ、B面が「キラー・ストリート」でハードボイルドそのものだったことで対照的であったこと。
甲斐の世界に入り込んその魅力にはまり込まないと、この面白みはわからなかっただろうな。
この曲1曲だけではシングルA面だけ聞いたときは売れないだろうと思ったし、流れをくむことの大事さがそこにはあったんだろう。
この曲は当時としては珍しいビデオクリップにもなったけど、CMソングにもなってた。
それを見ると時代を感じるけど、これも時の流れの魅力だなと思う。


完全犯罪 お前もくろみ 天才的に ペテンにかけた
軽い気持で 声をかけたら 火傷どころか 俺はメチャメチャ
女の扱い 知ってるつもりがこの始末 翳りを含んだ 得意の笑顔で
"あなたのものよ" ときやがった

FAIRY FAIRY
あの横顔がわすれられない

プライドさえも かなぐり捨てて 夜の街を 探しまわった
うらみ骨髄 無法地帯 俺と愛を 踏みにじったまま
消えちまって 証拠隠滅 まるで幽霊(ゴースト)  煙のようにあっけなく
彼女いなくなっちまった

FAIRY FAIRY
あの横顔がわすれられない

蒼い帳の 霧の向こう 船の汽笛が ただ響くだけ
愛の痛手に 泣いた夜から 胸の鼓動は 動きはしない
ぬけがらだけの 泡のような恋 破滅の前夜 とろけるように
俺はあの娘と 甘く切なくやってたのに

FAIRY FAIRY
あの横顔がわすれられない

(作詞作曲:甲斐よしひろ)






あの頃~冷血(コールド・ブラッド)5

「冷血(コールド・ブラッド)」

ハードボイルドに特化したかのような道を歩み始めた頃に、甲斐バンドの世界に入り込んだ。
そこから何年か経った時、待ってたかのようにこの曲に出会った時、これが一つの帰結点だと思った。
それが1984年か1985年。
ただライブでこの曲の持ってた魅力が十分に発揮されるには、甲斐バンド解散が1986年に行われたと思うと時間がなさ過ぎた。
この曲のライブにおけるグルーブ感はソロではいけなかった。
バンドも解散ということで一旦その流れを切ってしまったことで再結成しても難しかった。
その端境期にようやくということだったと記憶してる。

でもハードボイルドを意識した中では、なければいけない曲は「ブライトン・ロック」、「マッスル」、そしてこの曲であったことは明らかだった。
録音技術が新たな場面お迎え、演奏力の足りなさを補る環境ができた時、ライブではより以上にライティングが意識され、そういう意味でも忘れられない曲でもあった。

男(ヤツ)のガールフレンドが 狂言自殺謀った晩 街はスコールのように 激しい雨
警察呼び出し 事件を告げて車にとび乗る 鼓動は 早鐘のよう 悪い予感 ふり払い
ドアを蹴破って 部屋に入ると 床は血の海 彼女は横たわる
恨んでも恨んでも ふり払えないものがある
泣いても泣いても 切れはしないものがある
体の中を 流れていく 冷たい血(COLD BLOOD)

辺りにとび散る 血とガラス 悲鳴ひとつも残っちゃいない 完全犯罪もくろむ いつかのドラマのよう
2時間前の彼女が 電話で言ったいやな筋書き 呪文のような低い声 彼女ちょっとやりすぎた
赤いフラッシャーが回り サイレン街を抉りだす 床は血の海 彼女は死んでいる
恨んでも恨んでも ふり払えないものがある
泣いても泣いても 切れはしないものがある
体の中を 流れていく 冷たい血(COLD BLOOD)

身体流れる 荒れ狂う血に俺も気づく時がある 暑く狂暴でヒステリック 傷つけずに いられない
おしよせる 地獄の炎 お前の中で沈める 監獄のような大通り 獰猛な寒さの中
手錠はめられ たぎるような 冷たい血を抑えて 今夜も何十万人の ゾンビが さまよい歩く
恨んでも恨んでも ふり払えないものがある
泣いても泣いても 切れはしないものがある
体の中を 流れていく 冷たい血(COLD BLOOD)

(作詞作曲:甲斐よしひろ)






あの頃~野獣3

「野獣」

野獣 -A WILD BEAST-①


当時としては珍しかった12インチシングルで、ナンバリングが施された枚数限定販売だったこの曲。
甲斐がどんなスポーツ、格闘技を好むのかわからず、当時の甲斐バンドのイメージからは野生あふれた格闘技が連想されたけど、まさかボクシングで曲が出てくるとは思わなかった。
バンドが解散した後、ラグビー観戦をしてる模様が週刊誌に出たりしたけど、自分のイメージとしてはそんな肉弾戦のラグビーがイメージとしてあったことを思い出す。
サッカーほどイメージ的に軽くはなく、それでいて肉弾戦が激しいときたらラグビーしかイメージできなくて、この曲を聴いてボクシングに来るとは思っていなかった。
12インチシングルでの限定販売とか、そのジャケットを思うと、相当力が入ってたと思うけど、叩き込むようなドラムが印象的なイントロ部分以外には抑揚が少なく、今日としては今一つだった感が強かった。

獣じみたファイテング 夜毎のHot-round 艶めきむせび泣く声 リングを舞う
二人のボクサー そんな気になる愛

ジャブはとどかずストレイト 空をきるだけ ボディー・ブローに一撃 ストマックにショット・ガン
火のような吐息 二人堕ちてく 今夜

野獣 野獣 とがった汗が傷をさす 野獣 野獣 ほてった肌に歯をたてる
Ah 体だけじゃなく魂までもLove

生命のやりとり映し出す ライトは輝き 四角いJungleの中 ゴングは鳴らされ
妖しい鎮魂歌 ますます溺れる愛

わかってくれよ心さ 肉体は二の次 夜がしたたり落ちてゆく 熱い指先
悲しみのフット・ワーク とどめをさすためラッシュ

野獣 野獣 とがった汗が傷をさす 野獣 野獣 ほてった肌に歯をたてる
Ah 体だけじゃなく魂までもLove

俺をタフだと思ってる 愛しいお前 いくぜ嵐の15R あやうい綱わたり
ダウンかノック・アウト 投げ込むタオルはいらないぜ

野獣 野獣 とがった汗が傷をさす 野獣 野獣 ほてった肌に歯をたてる

野獣 野獣 愛がしたたり落ちてゆく 野獣 野獣 ますますお前が好きになる
Ah 体だけじゃなく魂までもLove

(作詞作曲:甲斐よしひろ)






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