嘘-たわごと

懐かしき甲斐バンド、甲斐よしひろを振り返りながら、時を思う

LOVE・JACK

たわごと~ノーヴェンバー・レイン4

「ノーヴェンバー・レイン」

雨、舗道というワードも甲斐の持ってる引き出しに必ずあるもの。
このワードを出すと郷愁めいたバンド初期のような様相になるけれど、この曲も例外じゃなかった。
KAIFIVEというそれまでにないエッセンスに満ちたユニットは、それでいてバンドらしきところが出てきたのはそういうところに触れて曲を書いたからだろう。
こういうキーに触れると、甲斐はいい曲を作る。
でも、KAIFIVEという新たな局面に出て間もなかったこの頃、そこに触れる必要があったんだろうか。
もっと、KAIFIVEの新たな特徴を出した局面を聞きたかった気がする。

この曲で出てくる“俺たち、、、”とか“二人、、、”というフレーズは、KAIFIVEを指していたかもしれない。

この「ノーヴェンバー・レイン」が収録されたアルバム『LOVE・JACK』はベーシストが正式にKAIFIVEのメンバーとなっていた。
けれど、それもこのアルバムだけだった。
どこかでKAIFIVEの歪みが出始めていたのかもしれない。






たわごと~ⅰ4

「ⅰ」

ハードロックという感じはしなかったけど、アルバム「LOVE・JACK」の中では、、1,2を争うほどお気に入りの曲だった。
欲を言えば、もっとギンギンしてテンポアップしていてもよく、ドラムを前面に出してもよかった。

この曲は後に甲斐がソロでセルフカバーしてたけど、こっちの方が圧倒的にいい。

テクニカルなプレーヤーがギンギンにロックしてる感じは、ギラついたものが欲しかったと思うけれど、詞の紡ぎ方が興味をそそり、曲の世界に引き込まれるものがあった。

この曲はまだライブで体験していないな。
今の甲斐ではこの曲の魅力は出せないし、出来ればKAIFIVE演奏のものが聞きたかったという思いは今も昔も同じだな。






たわごと~ラブ・ジャック3

ラブ・ジャック

「ラブ・ジャック」

アルバム『LOVE・JACK』の先行シングルだったこの曲は、何故かカタカナ表記だった。

ファーストアルバム『幻惑されて』で醸し出されたKAIFIVEの雰囲気は、重層でありながらキレの良さが真新しいもので、それまでバンドやソロで甲斐が演出したものの中にはなかったものだった。

じゃあ、その次は、、、と思ったところに出てきたこの曲。
かなり重層感が強くなった感じのアレンジには、かつてのバンドのエッセンスが入り始めたところがあった。
曲の展開もそうなんだけど、ハードロック路線で攻めてきたKAIFIVEに期待したのは、感じたことのないKAIFIVE感だった。

シングル曲とはなったけど、この曲は一般受けはせず、しかしバンド時代から聞いてきた者の感覚には響くものがあるだろうと感じていた。





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