「街路」

アルバム『マイ・ジェネレーション』の中では、一つのポイント、キーとなったインストゥルメンタル。
前の「港からやってきた女」と次の「100万$ナイト」の双方を活かし、つなごうとしたものではない。
甲斐バンドの舞台が大都会に移っていく様を演じているようで、特に「100万$ナイト」を意識し、舞台へ押し上げようとしているようにも感じられる。

高層ビル街の中のストリートに立ち並んでいる樹々が、実は高層ビル街の街並みを生かしているようなそんな感じが強い。
トランペットの音色が、そうした状況を際立たせているような感じが、実はとにかくお気に入りの感があったりしてる。