漂泊者/アウトロー

「漂泊者/アウトロー」

この曲は2面性を持ってしまった。
往年の甲斐バンドから演奏され歌われていた曲と、2001年の再々結成以降のものと。
大人びた曲じゃなく、この曲は荒々しさが特徴だったのだから、前者がいいに決まってる。
それもこの曲が出てきたばかりの頃じゃなく、曲が出来て2,3年の頃の歌いっぷりが最高だったんじゃないのかな。
荒々しさが特徴としたけれど、その頃の演奏とアレンジは曲の特徴に追いついてはいなかった。
甲斐の歌いっぷりが見事で、演奏とアレンジのもう一つ感は見え隠れしながら、それが気にならなかった。
演奏としては、BIGGIGの頃が良かったと思うけど、それ以降は荒々しさが徐々になくなってた感じがしてた。
2001年以降の演奏など、歌いっぷりも含めて問題外。

この曲には歌い上げるのではなく、叫びを感じていたかった。
その叫びを演奏が追随するような、しかも若干の未完成感が理想かな。
だから、甲斐バンドのメンバーも3人態勢の頃の演奏がよく曲の特徴が出ていたのかもしれない。

どんな思いで歌ってるのか分からないけど、「HERO」と並んで封印して欲しかった曲でもあった。
時に思いついたように演奏され、歌われるのが最も似合ってたと思ってる。