レコードジャケット
Feb15
Dec26
「安奈-2012-」
このジャケットは、古くから甲斐バンドのファンだった某俳優の書いたもの。
それはそれで見事だったけど、この当時はリメイクアルバム「ROCKS」に向けてのセルフメイクを「安奈」でもやってしまったものだった。
出来倍はともかく、このアレンジには古い記憶を呼び起こされてしまったように、甲斐ソロ第1期のライブアレンジが持ち込まれたものだった。
そこまでして「安奈」をリメイクする意味がまるで分からず、分からないものは売れるはずもなくチャートは低迷してた。
「安奈」は原曲のスタジオ録音されたものがも最もよく、これは当時の世間に一石を投じたようなシンプルさが印象的だったことによるもので、いいものは弄らない方がよいのは至極当然のことだった。
Dec25
「牙/タスク」
ジャケットは意外とよかったんだけどな。
CMに登場したメジャーへ移籍する前の巨人在籍中の松井を意識し過ぎて、エッジの効いた曲と言いながらさして中身のない軽い曲になってしまった感があった。
今にして思えば、変に変わっていく甲斐の序章だったかもしれず、往年の泥臭さとは無縁だった。
Nov8
「甘いキスをしようぜ」
キスがタイトルにあるだけあって、ジャケットにはチェリーが2つ。
これが効いていたな。
この曲が甲斐が書いたものじゃないけど、甲斐らしさが意外な感じで聞き取れていた。
いい歳こいた大人が、キスをテーマにしてる面白さと味わいを出していた曲だった。
バンドの手作り感みたいな感じがあった曲で、そうでありながら進化も感じさせてくれた。
モチーフやテーマがよかったんだと思うんだ。
Nov4
「白いブランケット」
さもありなんという感じのジャケットだった。
これを見てこの曲を連想できるわけじゃなかったけど、この曲が『夏の轍』というアルバムに収録されていた不思議さがあった。
特に夏にまつわる曲というイメージに縛られなくてもいいのかなという感じで、熱い夏とは逆で寒い冬をの中のぬくもりをイメージしてた感があった。
バンドらしいグルーブ感があり、やはり甲斐ソロでは出せないものであることは明らかった。
夏に負った心の傷、それをぬくもりで癒そうとしたら季節が移ろいでいたというようなか感じがあって、そういう夏とのかかわりあいだったのかもしれない。
甲斐バンド本格再始動3部作の中では、最もバンドの色が出ていた曲だった。
Nov2
「トレーラー・ハウスで」
甲斐が言う甲斐バンドの本格的再結成など知らずにいた。
そういう事ではなく、甲斐ソロでは出せないグルーヴ感、それは「ティーンエイジ・ラスト」でも感じてたけど、この経ではっきりした。
これなんだよな、と何度思ったことか。
勝ってにトレーラーと聞くと、アメリカ・ロス近郊のハイウェイを走るトレーラーを思ってしまい、この曲のジャケットを見るとそんな感じを持ってしまっていた。
どこか「Blue Letter」の世界をも感じてしまうこの曲、本格的に甲斐バンドが帰ってきたことをロゴでしめしたかったのかもしれない。
そんなジャケットだった。
Oct31
Oct30
「HEY! MONOCHROME CITY」
この曲も小室ワールド。
甲斐の作詞、作曲であることが信じられない位。
時につまらない曲こともあるけれど、まあ、この時期は一つの暗黒時代だな。
当時は「K-1」王政の時代。
この曲がそのテーマソングだったなんて、まるで思えない。
聞き手に訴えかけるようで、味がなければいけないと思うんだけどな。
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