嘘-たわごと

懐かしき甲斐バンド、甲斐よしひろを振り返りながら、時を思う

想い

たわごと~アルバム『幻惑されて』4

幻惑されて①

アルバム『幻惑されて』

甲斐が‘KAI FIVE’というユニットを組んで発表したアルバムの第一弾。
思わずハードロック路線か!と思ったほど、ショックはあった。
詞もメロディもビートも、それまでのものとは明らかに違い、甲斐が全く別の人物に見えた。
これはそれまで見せなかった甲斐の一面だったんだろうな。

でも、プロのテクニシャンであるミュージシャンが甲斐の元に集まったなという感じも持てたような気がしてる。
このまま、行くのかな?という疑問符がついたのも確かだったけど、今にして思うと、‘KAI FIVE’という独特の匂いがしたのはこのアルバムだけで、それだけ貴重だったアルバムだった。

蛇足ながら、ギタリストの多奈加 裕千(ヤッチ)のボーカルは素晴らしかった。








たわごと~OH MY LOVE5

「OH MY LOVE」

この曲はジョンレノンのカバーだったか、、、

ボクの記憶も怪しくなった。

でも、ハード路線で攻めてきた甲斐が、こういう方面にいくとは展開的に読めなかったものの、どこかそういう匂いがしたのも確かだった。

音楽という世界には疎くても、こういう匂いは結構なお気に入りでもあるよ。

確かにカバーだし、最初から甲斐がこういう曲が書けるとも思わない。
でも、訳詞は甲斐じゃなかったっけ。
メロディと演奏、そしてアレンジがとっても訳詞にハマっていて、いい感じなんだよなあ。






たわごと~顔役4

「顔役」

甲斐って、バンド時代の後期からこの曲のような世界が好きで、似たような曲があった気がするよ。

この曲もバンド時代から演奏されようとして曲らしいけど、KAIFIVE登場によってようやく陽の目を見たという感じになった。

こういう曲の世界はハードボイルドという虚構の世界でありながら、作り方によっては非常に面白そうな世界でもある。
けれど、あくまで曲としての表現になるわけだからギターにしてもドラムにしても、かなりの演奏家でパワフルでないと面白みが出ない。

結構好きなんだよね、この曲は。
KAIFIVE初期で良かったと思うんだ。






たわごと~報酬(名ばかりで愛しいビックマウスブルース)3

「報酬(名ばかりで愛しいビックマウスブルース)」

ビートの利いたスリル溢れるスピード感を感じるドラムが印象的な曲ではあったけど、ボーカルが入るとビート感が従来のものに落ち着いてしまうところが面白かった。

報酬をわけまえと読ませていたことがミソだったけど、お金にまつわる曲を書いたのはこれまでになかったし、ユニークな世界でハードロックを感じさせるものだったから、余計に面白かった。

この曲もまた、KAIFIVEでないと演奏できなかっただろうし、それもデビュー当時のKAIFIVEでないといけなかった。






たわごと~ヒーリングタイム3

「ヒーリングタイム」

この曲の作曲は、リードギター担当の多奈加 裕千だった。
この曲になってようやく甲斐以外のメンバーが曲作りに一役買っていた。

作詞と作曲、どちらが先だったのかはわからないけど、それまでの甲斐には見られなかった要素が散りばめられている。
直接的には作詞は甲斐ということになっているけれど、ハードロックのエッセンスを出そうとしたら、甲斐以外のメンバーの力が必要だった。
そしてそれが如実に出た曲だったように思うね。






たわごと~悪戯な干渉3

「悪戯な干渉」

この曲が収録されているアルバムを最初から聞いてると、KAIFIVEというユニットの特徴を表現することに努めていたように思えた。
これだけリズム感溢れるドラムとギター。
パワフルなドラムは強烈だったし、ソリッドなリードは、当然だけどそれまではなく、それだけ魅力あるメンバーを集めて一つにしたんだという面を前面に出していた。

やっと、このユニットの主役である甲斐にオハチが回ってきた感じがしたけれど、詞のやりくりはKAIFIVEにはこういう面もあるんだよと言っているようで、どこかユニークというか素直な面が出ていた。

何といっても、この曲のタイトルが良い感じ。
こういうタイトルの置き方はそうなかった。
こんなところにも、新しい一面がでていた。






たわごと~LOVEPOTION3

「LOVEPOTION」

KAIFIVEはユニットだから、甲斐以外のメンバーが歌うことは、今となって思えば当然のことなんだけど、甲斐の活動のいきなりの急展開に驚いていたから、当時はそんなことも思いつかなかった。

詞とメロディを聞いてると、甲斐にもハードロック路線の曲が書けたんだと妙に感心するけど、この曲に関してはボーカルを取った田中ヤッチの歌のうまさと甘さに感心しきりだった。

甲斐とはまるでタイプの違うヤッチのボーカルに向けて、この曲は書かれたのかもしれない。

それだけ、甲斐がヤッチをはじめとしたメンバーに目を向け耳を傾けていたんだなと、当時は思っていた。

甲斐バンドで甲斐以外のメンバーがボーカルを取ることとはまるで世界が異なり、うっかりすると甲斐が食われてしまいそうになる思いもあったね。






たわごと~ラブ・シュール3

「ラブ・シュール」

オリジナルアルバム『幻惑されて』を通して聴き、この曲を感じると、本当にハードロックの世界にきてるんだなあと思う。

アレンジはともかく詞の紡ぎ方は如何にも甲斐らしいと思いつつ、こんなに言葉数が多かったかなあとも思うね。
こういう世界はより好き嫌いがはっきりするものだけど、当時はまだ何が何だかわからない感じだった。

甲斐のそれまでの変遷は甲斐への想いに縛られ過ぎて、解放されていない感じだったけど、でも、ギターやドラムワークについては、より力強く、艶っぽいものになってきたと感じていたな。





たわごと~幻惑されて5

幻惑されて(シングル)


「幻惑されて」

KAIFIVEのことなどほとんど知らない頃に聞いた割には、かなりの好印象だった。
アレンジが秀逸ということもあるけれど、楽器の一つ一つの音色が低重心で下から響いてくる感じが強く、そこに艶めいた歌詞が見事にハマっていた。
先行シングルと言ったって、同名のアルバムより1日だけ先行した曲だったけど、チャート自体がどこまで行ったのは分からない。
売れると売れないは名曲とは何ら関係ないけれど、この曲は知る人ぞ知るような名曲だった。
何かのTV番組の曲に充てられたという側面もあったように記憶してる。

楽器に関しては素人だけど、この曲に絡むリード、ベースというギターワークについては、KAIFIVEのギタリストだった田中ヤッチも相当な名プレーヤーだったことが伺われ、この曲のギターワークを羨望の眼差しで見ていた人が多かったことも耳にした。

こういう曲は時の経過に影響されない。
今でも名曲だと思っている。




たわごと~グッド・フラストレーション4

「グッド・フラストレーション」

この曲、というか『KAIFIVE』という名を新聞広告で見た時、これは甲斐が何かしたなと思ったけど、この曲が収録されていたアルバム『幻惑されて』を聞いた時、何が起こったんだというのが率直な感想で、バンドでもソロでもなく、まったく違うスタイルで現れたのには驚かされた。

この頃はもう自分は若いサラリーマンで仕事に忙しい最中であり、音楽を楽しもうという時間すら取れなかった時代。
それでもある休みの朝、新聞に目を通していたら『KAIFIVE』という名が、目に飛び込んできたのを覚えてる。

時間を何とか作ってライブに出かけてみたけど、今になってみるとあれは『KAIFIVE』デビューツアーだったのかもしれない。
オープニングでこの曲が披露された時点で、そこはもう自分が知ってた甲斐が作っていた世界とは明らかに違っていた。
きっと余裕がなかったんだろうと思う。
離れていた時期の始まりの頃だったこともあって、余計に遠ざかってしまった。
今になってみれば結構惜しいことをしたなと思うんだけど、今のように自分が作り上げていた一つの世界だったのに、何故か『KAIFIVE』の作品を演じないことを思うと貴重な時代だった。

この曲一つとってみても、ハードロック。
パンクではないけど、それに近い次元まで行っていた。



プロフィール

モンライダー

ギャラリー
  • レコードジャケット~「裏切りの街角」
  • たわごと~アルバム『幻惑されて』
  • たわごと~幻惑されて
  • レコードジャケット~バス通り
  • レコートジャケット~アルバム『らいむらいと』
  • レコートジャケット~アルバム『らいむらいと』
アクセスカウンター
  • 今日:
  • 昨日:
  • 累計:

タグクラウド
TWITTER




CD・DVD

KAI BAND&YOSHIHIRO KAI NEW YORK BOX(DVD付)

新品価格
¥15,726から
(2017/2/11 15:39時点)



甲斐バンド・ストーリーII

中古価格
¥1,589から
(2017/2/11 15:40時点)



カオス( 2)

中古価格
¥2,500から
(2017/2/11 15:41時点)



Highway25

中古価格
¥6,575から
(2017/2/11 15:42時点)



甲斐よしひろ: ROCKUMENT BOX [DVD]

中古価格
¥24,650から
(2017/2/11 15:43時点)



THE BIG GIG [DVD]

中古価格
¥9,000から
(2017/2/11 15:44時点)



HERE WE COME THE 4 SOUNDS [DVD]

中古価格
¥2,825から
(2017/2/11 15:44時点)



Big Night~KAI BAND LIVE AT BUDOKAN 1996~ [DVD]

新品価格
¥2,722から
(2017/2/11 15:45時点)


最新コメント
記事検索
Amazonライブリンク
  • ライブドアブログ