嘘-たわごと

懐かしき甲斐バンド、甲斐よしひろを振り返りながら、時を思う

甲斐バンド

あの頃~Try3

「Try」

銀色の翼およがせた イカしたキャデラック
不敵な笑いブラック・リムジン シボレー・カマロ
金と暇にものいわせて クルマ転がした だけどそれも昔の話 今じゃ文無しさ

I Say "Try" 二人の仲は もうこれで終わりなのか
"Try" 何をやっても やり直すことは出来ないのか

トランジスタGRAMOR スレンダーなLADY優雅な身のこなし
ボリューム満点BOMBER-GIRL 憎めないFUNNY-FACE
金と欲にものいわせ 女ふりまわした だけどそれも昨日の話 今じゃこのザマさ

I Say "Try" 二人の仲は もうこれで終わりなのさ
"Try" 何をやっても 後戻りなどはきかないのか

帰ってみないか キメにキメてたあの時代の二人へ
最高のカップル そう呼ばれてた眩しい日々へ
狂った夜の夢の中で 踊りあかした 残り少ないこれからの人生 俺に賭けてみないか

I Say "Try" 二人の仲は もうこれで終わりなのか
"Try" 交わした約束も 真夜中の彼方に消えちまった

朝日の中で俺はボンヤリと思い出している
吸殻 捨てるように投げ棄ててきたいくつかの愛を

銀色の翼およがせた イカしたキャデラック 不敵な笑いブラック・リムジン シボレー・カマロ

(作詞作曲:甲斐よしひろ)

運転免許を持たない甲斐が、車をモチーフに曲を書いたところに面白みがあった。
車の免許を取らないのではなく、取る時間が取れなかったといった方が正しいかな。
折からのスーパーカーブームは続いていた1986年。
この曲を書いたのはおそらくニューヨークでだろうけど、注目しちゃうような車がそこかしこにあったに違いない。
そうした価値ある車を見、走り続けてきた自分たちを見つめなおしていたかもしれないな。






あの頃~デッド・ライン5

「デッド・ライン」

かなり危うい曲だった。
この曲が出た頃は打ち込み系という多重録音だったけど、ここにきてシンプルさも出てきた。
力強いシンプルさとでもいうのかな。
ライブよりもスタジオ録音の方が好きというのは、この曲が出た19986年当時の曲の特徴で、いいアルバムを作ってもライブ演奏は追いついていなかったんだろうな。
事情があったにせよ、やはり1986年の解散劇は早かった。
ニューヨーク三部作ももっとライブでアレンジをいろいろ挑戦していたら、ライブ演奏でも似合う、曲の色を生かす演奏ができていたのではと思う。
でも、この曲もその意味は違ってもお気に入りだった。
ライブで盛り上がる寸前での選曲が好きだったけど、もっと似合うアレンジがあっただろうということは当時も思っていた。

死線(デッドライン)ふっとび 3,2,1 罠にはまり 俺ら死にかける
夜の静寂つき破り 3,2,1 エンジンの唸り タイヤ軋む声

これから本物 WATER MILE 命しらずの DRAG RACIN'
こっちにつくなら 今のうち 俺の全てを見せてやる

これから先は 果てない暗闇の淵 地獄の炎のように 突き進む
体の骨が音をたて 軋み出す 突き刺す風が 肉を殺ぎおとす

15の町抜け 40時間 やみくもに俺ら 走り詰め
SOUL MUSIC 心の支え 俺の行く手を邪魔しないでくれ

輝く瞳の彼女 奪ったのは 眩い丘の 捨身のチキンラン
それから奴等は 俺を追い続け 南の町で あの娘とも別れた

シートベルトは SET UP アクセル踏み込み START O.K.
あの娘は苦い愛の思い出 俺の全てを見せてやる

死線(デッドライン)跳びこし 3,2,1 罠にはまり 俺ら死にかける

(作詞作曲:甲斐よしひろ)





あの頃~キラー・ストリート5

「キラー・ストリート」

気をつけろ 無闇に俺を指さすな 体ふれるとSHORTするぜ 火花が散る
口のきき方に気をつけな 俺がこの街の法律(ルール) 強面なのさ
時間は短く 人生は残酷 血の臭いかぎつけ 街角の奴らが
獲物狙って 夜を漁る
今夜も誰かが犯られる きっと誰かが

キラー・キラー・ストリート 闇に一閃 Jack-knife
キラー・キラー・ストリート お前 俺の腕の中 隠れていろよ

気分はブルース  いくら憂鬱でも 深夜のT.V.は慰めちゃくれない
悩ましいテレフォン 甘いあの娘の声も 火に油を注ぐだけ 疼いてくるだけ

ヒョウが降りそうな こんな寒い夜に 何でそんなに お前は燃えるんだい
汗がしたたりおちて 蒸気が上る
お前の熱い肌で 凍った体をとかしてくれよ

キラー・キラー・ストリート 闇にふた閃 Jack-knife
キラー・キラー・ストリート 蒼い帳の中 お前 隠れていろよ Baby

暴力沙汰は まだ続いている 表通りはまるで パーティーと同じ
この世にお前と 比較できる女は いないとおもっている俺
お前もおもってくれるかい

キラー・キラー・ストリート 闇に三閃 Jack-knife
キラー・キラー・ストリート 最後のキスは俺のために とっといてくれよ

キラー・キラー・ストリート 燃え上がる炎を見るだろう Baby
キラー・キラー・ストリート 欲しいものがあるのなら 震えてないで立ち上がれよ

キラー・キラー・ストリート みんな祈ってくれよ Baby
キラー・キラー・ストリート 愛は終わっちゃいない まだ終わっちゃいない

1984 年当時、多分最も気に入った曲だった。
ハードボイルド感満載だったバンドの虜のようになっていた自分にとって、イメージ通りの曲が出てきた感じだった。
シングル「フェアリー(完全犯罪)」のB面だったけど、こっちの曲の方が気になり、アレンジとしてはアルバム収録の方が曲にピタリと来ていたと思う。
イメージもそうだけど、メッセージもきちんと込められ、しかも物語が順を追っていたことが明らかだった。

打ち込み系の曲に傾倒した中でこの曲が出て、スタジオ録音の方が気にならなかったもののライブアレンジの方はいわゆる電子音が気になって仕方がなかった。
この曲がニューヨーク三部作出る前にアレンジされて発表されていたら、どんな感じに仕上げていただろうと思うとワクワクした感じがする。
でも時が経ってもちっとも色褪せることがなかったことが、この曲の最大の魅力かな。





あの頃~フェアリー(完全犯罪)4

「フェアリー(完全犯罪)」

この曲は当初、「完全犯罪」というタイトルで書かれたそうだ。
周囲の声に呼応するように局が変わったわけだけど、甲斐は曲作りに関しては独自の世界を持って孤高の人という感じをもっていたのが1984年当時だったので、これを知った時は少なからず驚いた記憶がある。
それでなくても1984年の頃を思うとき、ハードボイルドのイメージが強くそれが好きで甲斐ワールドに入り込んでたので、この曲には違和感がった。
面白かったのはこの曲のシングルA面がこの曲で、それこそ妖精のイメージが強かったところ、B面が「キラー・ストリート」でハードボイルドそのものだったことで対照的であったこと。
甲斐の世界に入り込んその魅力にはまり込まないと、この面白みはわからなかっただろうな。
この曲1曲だけではシングルA面だけ聞いたときは売れないだろうと思ったし、流れをくむことの大事さがそこにはあったんだろう。
この曲は当時としては珍しいビデオクリップにもなったけど、CMソングにもなってた。
それを見ると時代を感じるけど、これも時の流れの魅力だなと思う。


完全犯罪 お前もくろみ 天才的に ペテンにかけた
軽い気持で 声をかけたら 火傷どころか 俺はメチャメチャ
女の扱い 知ってるつもりがこの始末 翳りを含んだ 得意の笑顔で
"あなたのものよ" ときやがった

FAIRY FAIRY
あの横顔がわすれられない

プライドさえも かなぐり捨てて 夜の街を 探しまわった
うらみ骨髄 無法地帯 俺と愛を 踏みにじったまま
消えちまって 証拠隠滅 まるで幽霊(ゴースト)  煙のようにあっけなく
彼女いなくなっちまった

FAIRY FAIRY
あの横顔がわすれられない

蒼い帳の 霧の向こう 船の汽笛が ただ響くだけ
愛の痛手に 泣いた夜から 胸の鼓動は 動きはしない
ぬけがらだけの 泡のような恋 破滅の前夜 とろけるように
俺はあの娘と 甘く切なくやってたのに

FAIRY FAIRY
あの横顔がわすれられない

(作詞作曲:甲斐よしひろ)






あの頃~冷血(コールド・ブラッド)5

「冷血(コールド・ブラッド)」

ハードボイルドに特化したかのような道を歩み始めた頃に、甲斐バンドの世界に入り込んだ。
そこから何年か経った時、待ってたかのようにこの曲に出会った時、これが一つの帰結点だと思った。
それが1984年か1985年。
ただライブでこの曲の持ってた魅力が十分に発揮されるには、甲斐バンド解散が1986年に行われたと思うと時間がなさ過ぎた。
この曲のライブにおけるグルーブ感はソロではいけなかった。
バンドも解散ということで一旦その流れを切ってしまったことで再結成しても難しかった。
その端境期にようやくということだったと記憶してる。

でもハードボイルドを意識した中では、なければいけない曲は「ブライトン・ロック」、「マッスル」、そしてこの曲であったことは明らかだった。
録音技術が新たな場面お迎え、演奏力の足りなさを補る環境ができた時、ライブではより以上にライティングが意識され、そういう意味でも忘れられない曲でもあった。

男(ヤツ)のガールフレンドが 狂言自殺謀った晩 街はスコールのように 激しい雨
警察呼び出し 事件を告げて車にとび乗る 鼓動は 早鐘のよう 悪い予感 ふり払い
ドアを蹴破って 部屋に入ると 床は血の海 彼女は横たわる
恨んでも恨んでも ふり払えないものがある
泣いても泣いても 切れはしないものがある
体の中を 流れていく 冷たい血(COLD BLOOD)

辺りにとび散る 血とガラス 悲鳴ひとつも残っちゃいない 完全犯罪もくろむ いつかのドラマのよう
2時間前の彼女が 電話で言ったいやな筋書き 呪文のような低い声 彼女ちょっとやりすぎた
赤いフラッシャーが回り サイレン街を抉りだす 床は血の海 彼女は死んでいる
恨んでも恨んでも ふり払えないものがある
泣いても泣いても 切れはしないものがある
体の中を 流れていく 冷たい血(COLD BLOOD)

身体流れる 荒れ狂う血に俺も気づく時がある 暑く狂暴でヒステリック 傷つけずに いられない
おしよせる 地獄の炎 お前の中で沈める 監獄のような大通り 獰猛な寒さの中
手錠はめられ たぎるような 冷たい血を抑えて 今夜も何十万人の ゾンビが さまよい歩く
恨んでも恨んでも ふり払えないものがある
泣いても泣いても 切れはしないものがある
体の中を 流れていく 冷たい血(COLD BLOOD)

(作詞作曲:甲斐よしひろ)






あの頃~野獣3

「野獣」

野獣 -A WILD BEAST-①


当時としては珍しかった12インチシングルで、ナンバリングが施された枚数限定販売だったこの曲。
甲斐がどんなスポーツ、格闘技を好むのかわからず、当時の甲斐バンドのイメージからは野生あふれた格闘技が連想されたけど、まさかボクシングで曲が出てくるとは思わなかった。
バンドが解散した後、ラグビー観戦をしてる模様が週刊誌に出たりしたけど、自分のイメージとしてはそんな肉弾戦のラグビーがイメージとしてあったことを思い出す。
サッカーほどイメージ的に軽くはなく、それでいて肉弾戦が激しいときたらラグビーしかイメージできなくて、この曲を聴いてボクシングに来るとは思っていなかった。
12インチシングルでの限定販売とか、そのジャケットを思うと、相当力が入ってたと思うけど、叩き込むようなドラムが印象的なイントロ部分以外には抑揚が少なく、今日としては今一つだった感が強かった。

獣じみたファイテング 夜毎のHot-round 艶めきむせび泣く声 リングを舞う
二人のボクサー そんな気になる愛

ジャブはとどかずストレイト 空をきるだけ ボディー・ブローに一撃 ストマックにショット・ガン
火のような吐息 二人堕ちてく 今夜

野獣 野獣 とがった汗が傷をさす 野獣 野獣 ほてった肌に歯をたてる
Ah 体だけじゃなく魂までもLove

生命のやりとり映し出す ライトは輝き 四角いJungleの中 ゴングは鳴らされ
妖しい鎮魂歌 ますます溺れる愛

わかってくれよ心さ 肉体は二の次 夜がしたたり落ちてゆく 熱い指先
悲しみのフット・ワーク とどめをさすためラッシュ

野獣 野獣 とがった汗が傷をさす 野獣 野獣 ほてった肌に歯をたてる
Ah 体だけじゃなく魂までもLove

俺をタフだと思ってる 愛しいお前 いくぜ嵐の15R あやうい綱わたり
ダウンかノック・アウト 投げ込むタオルはいらないぜ

野獣 野獣 とがった汗が傷をさす 野獣 野獣 ほてった肌に歯をたてる

野獣 野獣 愛がしたたり落ちてゆく 野獣 野獣 ますますお前が好きになる
Ah 体だけじゃなく魂までもLove

(作詞作曲:甲斐よしひろ)






あの頃~アルバム『GOLD/黄金』5

アルバム『GOLD/黄金』

GOLD

Side-A

GOLD
ボーイッシュ・ガール
シーズン
マッスル
ムーンライト・プリズナー

Side-B

MIDNIGHT
危険な道連れ
SLEEPY CITY
胸いっぱいの愛
射程距離

リアルに聞いたアルバムとしては『敗れたハートを売り物に』以来だった。
その時までのイメージが強かったせいか、この『GOLD/黄金』を聴いてバンドのイメージがとにかく変わった感が強かった1983年だった記憶がある。
何事も明るけりゃいいというわけじゃないけど、このアルバムに収められている曲たちが輝いていたような気がし、それでいてバンドのグルーブ感は全く失われていなかった。
先行シングル「シーズン」はCMソングとして使われていたけど、その気にならずにこの曲がTVから流れてきた時、甲斐バンドが歌う曲だと全く気付かずにいたことが大きかったかもしれない。
このアルバムのポイントになったのは「マッスル」と「MIDNIGHT」。
この曲たちがいい位置に収められ、アルバム全体が甲斐バンドという意識を持たせていた。

今でもこのアルバムは好きだな。
これだけイメージを変えて表現されると、新しい発見をしたような気分になっていた。





あの頃~射程距離4

「射程距離」 柔らかく生めいて 羽毛(はねげ)のような肌 指がすべって行き たどりつくのは汗 くだけ散る西陽と 淡い闇が重なり 二人そこでため息 夢は射程距離 カーテンおろすのは 銀の波が閉じる前の準備 夢は射程距離 ボード・ウォークの熱気も 今は嘘のよう ビーチ・ハウスのささやきも 風にさらわれ 背中によせるさざ波 声をひそめて 二人のぼりつめる 愛は射程距離 カーテンおろすのは 海の潮が満ちる前のコール・サイン 愛は射程距離 窓辺に夜がきて 声をつめ 崩れ落ちる 夜は射程距離 (作詞作曲:甲斐よしひろ) 1983年当時、この曲はあまり好きじゃなかった。 アルバム『GOLD/黄金』と甲斐バンドというバンドからくるイメージからかけ鼻t㋹ていたような気がしたから。 それでも時がたつということは何もかもが変わるということの中でこの曲のイメージも変わっていった。 一つのワード、羽毛というイメージが波間や波打ち際の飛沫の光のイメージに重なり、だから『GOLD/黄金』に収録されていたと思うと、思わず納得させられこの曲へのイメージが変わっていった。 食わず嫌いという音があるけれど、イメージが強くて曲の聞かず嫌いが先行していたのかもしれない。 時の変化で様々のことが変化し、それが成長ということになるとそういう聞かず嫌いが解け始め、強かったイメージも薄れてゆく。 それがいい具合に働いたのかもしれないな。

あの頃~胸いっぱいの愛5

「胸いっぱいの愛」

青くたれこめる夕暮れの 輝く闇の中 ガソリンとオイルの臭い 火を就ければOK
俺たち二人の愛は とびっきりワイルドで
俺らのエンジンにお前の 腕をまきつけ走り出す

はりさけんばかりの 声にもなりゃしない 胸いっぱいの愛で お前と

ありったけの力をこめて 夢のまに間にキックする 身体は熱く燃え出して 気がふれる寸前
この愛はワイルドで 動き出したら止まらない
エンジンは火のように赤く 息も絶えだえうなりだす

はりさけんばかりの 声にもなりゃしない 胸いっぱいの愛で お前と

果てない闇の先で 今夜お前と死にたい
胸いっぱいの愛で お前と

(作詞作曲:甲斐よしひろ)

好きだったなあ、この曲。
確かにアルバム『黄金/GOLD』に収録されるべくして収録されていたけど、この曲の持つグルーブ感みたいなものは他の収録曲のようにとがってはいなかった。
独特でありながらどこかで丸みとワイルドさが共存している曲でドライブ感まであった。
そんな感じかなあ、1983年当時は。
2008年にリメイクされたけど、この曲の持ついい要素がそこで壊され、なんでリメイクなんかしたんだろ、という感じになってしまった。
今でも思うけど、甲斐バンドは2001年までのバンドで、そこまでならこういう曲も珍しい立ち位置を保ついい曲だったと思う。
アーティストにも曲にも旬があるんだろうけど、今はもうその旬を外してるんだろうな。
でも旬の時は本当にいい曲で、それでもライブ映えはしなかった。
甲斐バンド周期の曲にはそういう曲が多いけど、スタジオ録音はいい要素とテクニックを手にしてたけど、ライブでのそういうものは取り入れられず、これが打ち込み系の限界だったかもしれない。
新進気鋭であり過ぎたかもしれないな、甲斐バンドは。






あの頃~SLEEPY CITY4

「SLEEPY CITY」

古いダンスでノック・アウト スタイルでいきゃあ 50's
水辺で踊るさ マッシュ・ポテト Take The A'train, In The Mood

華麗なクイーンが 今夜の相手 あの店で 一緒に過ごそうぜ

SLEEPY CITY 例のカフェを通り抜け
SLEEPY CITY 朝まで朝まで踊ろうぜ

とんだトラブルに巻きこまれ ツキにも金にも見放され
スラムの小鳩よ無一文 チャタヌガ・チュー・チュー いきなMood
スネに傷もつ危険な奴等 みんなhighになり騒ごうぜ

SLEEPY CITY 例のカフェを通り抜け
SLEEPY CITY 今夜は朝まで踊り明かそう

SLEEPY CITY 馴染みのカフェを通り抜け
SLEEPY CITY 今夜は朝まで踊り明かそう

恋人は気ままな牝犬 アゴで俺らをふりまわす
この胸のローソクの炎 燃え尽きる夜まで泣かされる
真夜中のビートたれこめる中 死体の俺らでも見つけるさ

SLEEPY CITY 例の巣家で待ち合せ
SLEEPY CITY 強烈にお前が今欲しいのさ

(作詞作曲:甲斐よしひろ)

言い回しはいいだろうけど、この曲は歌詞が問題じゃない。
ビートにそれらしい言葉を乗せ、スピード感を出し、リズムを刻むというような曲だろう。
これも1983年当時の新しい一面で、従来のイメージとは違った一面を見せられ、少なからず驚いた。元々「HERO」で表現されたように疾走感はあった。
それがスピード感にか変わることで表舞台に躍り出た感があった。

1983年当時重宝された曲で、バンドの新しい、そしてバンドらしい一面を見せられた気分だった。





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