「インジュリー・タイム」

この曲のモチーフは、甲斐の好みだね。
ロスタイムはほとんどのスポーツ球技で使われるけど、ラグビーではインジュリー・タイムとされていた。
以前はインジュアリー・タイムと呼ばれていたけど、それはこの曲の中でもそう唄われている。

今や甲斐はサッカー〇カとなってるけど、その昔、ラグビー観戦中の模様を写真雑誌に掲載されたことがあった。
バンド時代、花園ラグビー場で大イベントやってたけど、それもバンドと甲斐のイメージ上から来るものと無縁じゃないだろう。
この曲に触れると、そんなことまで思い出すよ。

スポーツ好きはやるにつけ、見るにつけ、いいことだと思うし、それがイメージにつながっていれば曲として表現するのも面白いこと。
それはスタイルにもつながっていくのだから結構重要なことと思うけど、少なくともサッカーよりはラグビーの方がミーハーじゃないし、当時の甲斐のイメージには似合っていた。

この曲でまた違う世界が、、、というにはインパクト的には薄いけど、新作アルバムへの導入としてはアプローチ法が面白かった。