「電光石火BABY」

甲斐よしひろソロ第1段がこの曲。
ソロ名義でのカバーアルバムはあったものの、オリジナルとなればこの曲がシングルとしては初だった。
ただ、甲斐バンドが解散を控えていたとはいえ、正式に解散しておらず、甲斐バンド末期にバンド名義のアルバムと同時並行で作られていたらしい。
ただ、ソロとして出出るにあたって、いきなり表舞台へ躍り出る意識が強く、その時点で完成してた曲の中から選ばれていたような気がする。

PVも作られたし、そんなにダンスとしての踊りというより、気持ちが身体を動かしていた甲斐がこういうPVを製作していたのは面白いと同時に、その意気込みだったかもしれない。

曲としては大した曲ではなかったけれど、入れ込み具合がすごくて、よく音楽番組で放映されると聞くとそれ見たさにその時間まで帰宅すると言うこともあったな。
今のように動画の時代ではなかったからね。

この時のソロデビューへの意気込みが、随分と時が経った今でも時にステージで取り上げられるということに繋がっているのだろうと思う。