「ダイナマイトが150屯」

確かにこの曲はカバー曲だけど、もはや甲斐バンドの曲と言っていいだろう。
2拍子で刻まれるリズムに、変えたりしてる歌詞が旨い具合に乗っかってて、甲斐のボーカルが良く似合ってる。
アルバム『破れたハートを売り物に』を初めて聴いた時、この曲が最も印象的だったことはよく覚えてる。

1981年頃だったかな、この曲が発表されたのは。
甲斐バンドのライブに行く=「ダイナマイトが150屯」という縮図みたいなものは甲斐バンド解散まで続いていた。
ライブで体験する度に、この曲には味が出ていい感じとなり、その時のテイストが織り込まれていたような気がする。

甲斐が言うロックの一つの形が、ここで見事に形になっていた。