「ラブ・シュール」

TVを見れば 君の愛はとてもうまくやってるのに
この窓の外を見れば 俺の愛は泣きたいだけの苦しみ
チャンネル変えりゃあ 君の愛も かわらずうまくやってるのに
この窓の外を見れば 俺の愛は悲しみばかり
痛みは増していくだけ

リアルな愛へはどういけばいい ピュアなラブスーリーはどこなのか
君への愛への道が知りたい 二人の愛はどういけばいい

TVの中じゃあ理想の愛 不幸はいつも〆切りつき
いさかいの中 あの娘が言う 
おバカさんね そんなロマンはどこにもないわ
本当の生活 TVの中 こっちの暮らしはニセモノだけ

この窓の外を見ても 俺の愛はただの地獄
痛みは増していくだけ

TVを見れば 君の愛はとてもうまくやってるのに
今朝新聞の見出し見ても 君の愛は監獄の中の悲しみ

ピュアなラブスーリーはどこなのか 
君への愛への道が知りたい 二人の愛はどういけばいい
TV]を見ても 俺の愛は

(作詞作曲:甲斐よしひろ)

ハードロックの世界で激しめの曲をつづければ、そこでちょっと落としてみるという具合のこの曲は、アルバムの中で良い立ち位置だった。
だからと言って、この曲はハードじゃないかと言えば、詞がハードだった。

意外だったハードロックとか、「幻惑されて」というタイトル曲の印象が強く手この曲についてはほとんど印象が残らなかった。
何度か聞いてという感じだったけど、こういう曲を書いてアレンジして、甲斐は何処に行こうとしてるのかとい想いは残ったままだった。