「クール・イブニング」

ブラック・ストゥールに腰かけた君のぬくもり 燃える指先が俺を確かめる
甘い罠危険な夜さ 泣きをみるぜ
ダーク・アイズうるむ眼が離さないと言ってる 
KISSは頬に切なく めまいのその中
すべるように踊り出すクールな夜さ
No No No すてきな俺はナイトなんかじゃない 違うぜ
No No No やすらぐ女をみつけてはWoo つかの間の夜にさまよう

洒落たレディー見れば声かけモノにする 
一夜だけのアバンチュール そんな調子さ
傷つけ捨てていくくだらない男さ
No No No すてきな俺はナイトなんかじゃない お笑いさ
No No No やすらぐ女を探してはWoo つかの間の夜にさすらう

Woo愛なんて Wooしたこともない
Wooまっぴらさ Woo愛の奴隷なんて

ダーク・アイズうるむ眼が離さないと言ってる 
火傷することになるぜ 危険な夜さ
ひとつの恋が終わる前に次の恋が始まる
No No No すてきな俺はナイトなんかじゃない 違うぜ
No No No やすらぐ女をみつけては
Woo No No No
涙のかけらも残さずに 裏切り
No No No
やすらぐ女をみつけてはWoo つかの間の夜にさまよう

(作詞作曲:甲斐よしひろ)

1986年の甲斐バンド解散前に、甲斐がパーソナリティを務めていたFMラジオ番組のエンディングだったかオープニングだったかに流れていたこの曲。
曲を聴くたび、この曲は何だろうと思っていたことを思い出す。
当時、バンドアルバムとソロアルバムの制作が同時並行的に行われていたために選ばれていたんだろうけど、それは知る人ぞ知るという感じだった。
何をどう演じるにしても落ち着いた曲は必要だけど、この曲がバンド用にアレンジされていなくてよかったというのが感想だった。
よく詞が紡がれ、いいアレンジだった。
横浜本牧でのA.G.GIGで演奏されていたけど、確かピアノだけで演奏されていたのがシンプルIsベストという感じで物凄く印象に残った曲だった。