港からやってきた女

「港からやってきた女」

いい曲だなあと思う。
場末の酒場でのドラマがフューチャーされたような詞の展開は、曲調とアレンジが実に似合っていた。
この当時、アレンジが良かったという想いを持ったのは、この曲とHERO位で、多くはなく、それだけライブバンドだったということを物語っていたのかもしれない。
以前も書いたけど、この曲はロックというのではなくブルースだったと思ってる。
限りなくロックに近づけた、或いはロックテイストを盛り込んだブルース。
甲斐の持っていた音域にピタリとはまったこの曲を歌う時、実に気分良く歌ってるなあ、と感じたもの。

1985年のスタジアムツアーで、この曲が取り上げられ、それは多分久しぶりの演奏だったと思うけど、この1985年の年間に行われたライブは、時にかなり以前の曲が取り上げられ、それがHEROだったりしたこともあった年。
リアルで知らず、いつもこの曲をライブで体験したいと思っていた身にとっては、この年のライブには良い想いしかない。
当時の新しいナンバーと昔の曲の混合、古きも新しきも思い思いに盛り上がれたライブだった。