この曲はイントロのドラムが印象的。
両国国技館ライブのオープニングを飾ってもいたけど、このライブ自体アルバム『LOVEminusZERO』のお披露目ライブツアーでもあったし、このアルバム収録曲でライブの1発目と思うと、この曲しかなかった感じだった。
当時取り組んでいた打ち込み系の曲作り。
デジタル全盛の時代で、そうした背景がなければこうした曲は生れなかっただろう。

でも、ライブを1曲目から盛り上げるのは結構難しい。
この曲のイントロのドラムは、そのためにあったと言ってもいいのかもしれない。
曲自体に甲斐のこだわりがあったかもしれず、この曲の12インチシングルが限定発売された上ナンバリングされており、1から4までは甲斐バンドのメンバーが各自保有していたらしいし、バンドが解散してもソロツアーで多用されていた。

ライブを意識しながらmixにも力を入れる、その証拠のような曲でもあった。