荒れてる荒野を西に向かって、、、
このモチーフが、明確にハードボイルド路線となった甲斐バンドに似合っていた。

この曲の持ち味は気だるさではない。
この曲を書いた甲斐自身が最も誤解していたために、アルバム収録の出来はとにかく悪かった。
それでも曲自体の出来はよかったので、ライブで聞くことが滅茶苦茶楽しみであった時があった。
甲斐バンドでも甲斐ソロでも区別はなかったけど、屋内よりは屋外での演奏と歌われ方が似合っていた。
それは荒れた荒野を西に傾く太陽追うように西へ向かっていた風景を想像させられたからだと思う。