「昨日鳴る鐘の音」

昨日まであったものが今はない。
そして当然のように明日もない。
当然であったものを失った失望感は、別れの後にはつきものだけれど、随分と悲劇的に曲を作ったものだというのがこの曲の感想だった。

この曲のモチーフとなった恋愛劇は、本気であればあるほど身になっていくものだと思う。
軽さがウリの時代というのは当時の流行みたいなところがあった。
でも、軽くなくたっていい。
何時でも本気で正面を見てるんだという息吹が感じられそうなこの曲。
詞には共感できるところが多かった。
でも、ここまで悲劇的でなくても十分意味があった曲作りだったと思うんだけどな。

この曲での息吹は、後につながっていったことは確かなことだなと思うね。

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