「GUTS」

甲斐サウンド全開で、”GUTS”を奏でたなあという感じがしてる。
なんというか、星とか月とか甲斐が好みそうなワードではなく、大海に沿ったモチーフで曲を書くという珍しい曲だったのかもしれない。

当時、単身渡米して活躍した大リーガー・イチローをモチーフとしたところがあった曲だったらしいけど、そのイチローにGUTSを見、それは大海原を開拓していく姿を重ねていたのかもしれない。
曲自体、もっと重くてもよかったのかもしれない。
甲斐にしては甲斐サウンド全開でいながら、若干軽めであったのはソロ2期の特徴みたいなものだろう。

郷愁とかスリルとサスペンスみたいなところにその特徴があった人が、まるで畑違いの未開発地に出てみた感があった。
自分も何かを開発していかないと、、、そんな思いがあったのかもしれない。