嘘-たわごと

懐かしき甲斐バンド、甲斐よしひろを振り返りながら、時を思う

スタジオとライブ~街灯3


甲斐バンド時代に、どこかで聞いていたかもしれない。
だけど思い出せないな。

アルバム収録の方を聞いたときは、意にも返さなかった。
「安奈」の続編のようなこの曲には、オリジナリティを感じなかった。
ロックの風景を醸し出すような言葉が並べられているけど、メロディと旋律にはどうしても「安奈」の影がぬぐい切れなかった。
けれど、ライブのどこかで体感した演奏が気になって、スタジオ録音の方を聞き返していたような記憶があるな。

バンド演奏よりも、アコギ1本位での演奏と情感を込めた歌い方がこの曲にとって一番なんだろうな。






スタジオとライブ~一世紀前のセックス・シンボル4


妙に好きだったこの曲。
甲斐バンドと言えばそうだし、でもソロの色が濃くて異色な存在だったように感じてた。
studio録音の方は思ったよりもスピード感がなくて、キーも抑え気味なんだけど、ライブになるとスピード感は出るし、キーも高い。
基本的にそういう曲なんだろうけど、もっとライブで多用されていてもという印象はあった。
自分がライブに行くようになった頃は演奏されていなかったけど、甲斐バンド解散10年目の「BIG NIGHT」で取り上げられ、時代を感じさせる歌詞も当時の色として演奏されていたことが印象的だった。

特に甲斐の曲って、アルバム『誘惑』の頃から特にアクが強く、独特のうねりが出てきたけど、曲としての主張が強い中、こういう曲が欲しいなとも思っていた。
1986年までの間に体感したかった曲の一つで、1986年の復活ライブも体感はできなかったけど、それでもこの曲の旬はそういうところにもあったんだという新しい発見もあったなあ。





スタジオとライブ~スローなブギにしてくれ3


アルバム『地下室のメロディ』の中の数曲には、かなり違和感があった。
ライブ映えする曲とライブ演奏なんて考えられなかった曲。
この曲は後者だったし、未だにライブでの演奏なんて聞いたこともないよ。

甲斐は一度離婚している。
その直後に作られた曲だったと思うけど、そうしたことに要因があるんだろうな。

ブギのようで意外とそうでもなく、こうした曲をロックという仮面で甲斐バンドでやってしまったことが違和感を生んでたような気がするよ。
今でこそ、こういう曲はソロでと思うけど、当時はそんな想いも余裕もなかったんだろうな。

この曲だけ聞いてみると意外とカッコいい感じもするんだけど、アルバム『地下室のメロディ』に収められていたこともあって違和感はぬぐい切れない。
そのアルバムには、タイプは違うけど同じような曲がもう一つあったね。





スタジオとライブ~熱狂(ステージ)5


階段は登るだけのものではない。
時として躓き、そしてまた一段上に上がろうとする。
そんな姿は、誰かしら見てるものだと思うからファンでもいられる。
そのファン向けに、そして高見に登ろうとする自分たちの姿を綴ってみたら、こういう曲になったと言うことかもしれない。

人に見られてどうかとか、人に聞かれてどうかとか言うことは、アーティストとかミュージシャンにとっては大事なことなんだろうけど、人は皆ステージに上がろうとして様々なドラマを生む。
ステージに上がって謳歌する者もいれば、そうでなく思ってたこととは裏腹になってしまう者だっている。
結果ではなく、そこに至るまでの経過・経緯が大事なことで、どれだけ充実してたのかという事が問われているような気もする。
社会に出れば結果という人も多いだろうけど、実はどうやってそこまで行けたのかという事が後に響いてくるんだ。
甲斐バンドの軌跡というか足跡と余韻が唄われたこの曲は、ライブよりも家でじっくりか歓声のないところでじっくり生歌とかいうシチュエーションで聞き入りたかった。

以前はチケットを購入するにしても店に並ぶとか、電話だけで撮ろうとしていた時代もあった。
バンドのライブに参加したいという気でいたけど、そこに至るまでのそうしたチケット購入の経緯も懐かしく、それがあったからこそ、充実させようとしていたバンドのライブには感謝していたんだ。
良いこともよくないこともいろいろあった1986年までの甲斐バンドライブ。
リアルが最もだけど、振り返るにしても想いだけで振り返りたいという気をはっきりさせてくれた曲でもあった。





スタジオとライブ~100万ドルナイト5


ライブの終焉、終わり方って大事。
末広がりのような気持にさせてくれたのは、自分が甲斐バンドのライブに初参戦した頃の「破れたハートを売り物に」だった。
1982,3年の頃はもう甲斐バンドライブの最後は、この曲で締めくくられていた。
で、この曲が発表される前は何だったろうと言う想いは、自然と出てきた。

「100ドルナイト」ができる前は、どこか勢いで終わってたような気もした。
それもいいけど、それだとまだライブが終わったにしても次の曲を期待してしまう。
末広がりの満足感を生み出すにはまだ早かった頃、ライブの終焉を納得させられる曲が欲しいという感じのところで発表されたのがこの曲だった。
自分はこの曲をライブで体感した方が先だったので、スタジオ録音の方が後になってしまったけど、アルバム『マイ・ジェネレーション』での各楽曲のアレンジと音色の醸し出し方は「100万ドルナイト」が最もピタリとはまってた。
でも、この曲はやっぱりライブなんだろうな。

ギリギリ都会の世界にねじ込まれるようなこの曲の曲調は、重さと世界観がたまらなかった。
納得のエンディング、そんな曲だったと思う。
試験的にステージではミラーボールが「LADY」で使われてたみたいだけど、ストロボのカッティングの「ポップコーンをほおばって」、スイングサーチライトが印象的だった「冷血(コールド・ブラッド)」と並んで「100万ドルナイト」のミラーボールの見応え感は言いようのない位、この曲しかないというものだった。
今でも演奏されるみたいだけど、曲に旬があるのなら1986年までの甲斐バンドしかない。
けど、ソロ1期の演奏も感じ入ってしまった。






スタジオとライブ~港からやってきた女5


この曲は音域もそんなに広くないけど、良い感じのうねりを持ったブルースだと当初から思ってた。
イントロのギターの旋律で、この曲の演奏がすべて決まってしまうような曲で、詞も一つの物語のようだった。
これぞ甲斐バンドのような曲で、この曲のイントロが一寸でも奏でられるとライブの盛り上がりが沸点に向けて一気に上がっていくような曲だった。
甲斐バンドが解散しても、ソロで演奏されていたけど、この曲は往年の甲斐バンドの演奏がピカ一だった。
ギタリストの個性とテクニックが世界を染めてしまうような曲で、色気のあるギタリストでないといけなかったような気がする。

1984年の武道館ライブでも、アンコールで演奏してた記憶があるね。
確かこの年は新作アルバムの発表もなかった年で、新作からのお披露目よりも昔の曲をあちこちでやってくれたライブだったんじゃいのかな。
記憶もはっきりしてないので1985年だったかもしれないけど、甲斐が「酒場の女が鼻をかんでくれる曲だ!」と言ってこの曲を演奏してくれたことは今でも忘れられないな。





スタジオとライブ~感触(タッチ)3


この曲はそんなに好きじゃなかったんだ。
「HERO」の次の曲という感じが、妙に抵抗感を生んでいた。
重層感みたいなところを突っ走ろうとする甲斐バンドが好きで、この曲には妙な軽さがあってそれが抵抗感につながっていたんだ。
だからレコードとしての録音をされていたアルバム『マイ・ジェネレーション』に収録されていた方は、ほとんど来てなかった。
「HERO」のヒットのおかげもあって、この曲は一応チャート13位まで上がったけど、それは「HEROか」で培われた甲斐バンドのイメージによるものだったけど、数少ないヒット曲という意味ではその中に入ってしまうんだろうと思ってた。
1986年、甲斐バンドの解散が発表され、”Party”というライブツアーが開催されるという中で、この曲はきっと演奏されるんだろうという予想はあった。
どこでどういう具合で演奏されるんだろうと思ったけど、「HERO」から続けさまに演奏されるとは思わなかった。
けど、この時の演奏はよかったと今でも思ってる。
スタジオ録音の時に感じてた妙な軽さがなく、特徴であるスピード感が感じられたから。

この曲はライブのどこで演奏されるのかで、感じ方が違ってくるあり意味、妙な曲だったと思う。
ライブの1曲目ではなく2曲目とか、この曲の前にスピード感のある曲を置くと勢いがさらに増してくるような感じがするよ。





スタジオとライブ~特効薬3


この動画は妙にタイムリーで面白かった。

この曲については歌詞そのものに時代を感じ、曲が発表されてから時が経ちすぎてもう今ではやらないのではなくやれないかもしれない曲だと思ってた。
それが2,3年前の甲斐のライブで、いきなりロックンロール!と叫んだやや否やこの曲をライブでやったこと自体に驚いた。
イントロからしばらく何の曲だか、分からなかったからね。

なんというか曲調は巷のロッカーがやるような曲なんだけど、甲斐も甲斐バンドもこんな曲までやるんだぜ!とでも言っていそうな曲だった。





スタジオとライブ~噂5

この曲に動画が見当たらなかった。

一時代の大ヒットとなった「HERO」を巡り、チャート1位を取ったこともあってのTV出演を巡るバンド側とTVスタッフ側の攻防戦に様なものが曲となった。

ロックを歌い演じる側としてはヒット曲が欲しかったんだろうなという想いと、デビュー当時言われるままにTVに出て歌うことで自分たちの立ち位置を見失いがちになってしまった想いとが入り混じり、TVという場は自分たちのいるべき場所じゃないと分かりつつ、そこでの攻防戦の中で思ったことも曲には含まれていた。

♪ 一口の水と思いやり ♪

この1フレーズが異常なまでに心に残り、ライブアルバム『100万㌦ナイト』に収録されていたこの曲を異常なまでに効いていた若かった頃を思い出すよ。
今の時代でも、その時以上に大事なことで、これが無くなってしまった現代は、より殺伐な時代となってしまった。

自分さえよければ後は何でも良いという事じゃないんだよ、ということをこの曲は言っていたんだという想いは今も昔も変わらないよ。






スタジオとライブ~三つ数えろ4


曲そのものとアルバム収録曲全体での独特のうねりは、アルバム『誘惑』から感じてた。
「翼あるもの」にしたって、時がもっと進んでいれば独特のうねりがあったはず。
明確なものとしてそれ尾感じたのは、この曲だった。
今でもしっかり理解してるとは言い難いけど、当時はまだ甲斐バンドを聞き始めていた頃と言ってもいい頃で、この曲の持つうねりには抵抗感があった。
でも、気が付くとこれがないと、甲斐バンドじゃないような感覚に陥ってしまった。
自分がライブに行くようになった頃はこの曲はライナップから外されていたけど、ライブアルバム『100万㌦ナイト』収録のこの曲を聞くと、そのライブ当時参戦していた方たちが羨ましくもなった。
そのうねりは、言い方を変えれば甲斐バンドの匂い、味という言い方が近いかもしれないな。
甲斐バンド解散後になってこの曲を体験したけど、解散前に体験したかったなあ。

面白いアレンジを施したのは、KAIFIVEでのライブアレンジ。
斬新であり興味をそそられるそのアレンジは、KAIVEであり、やっぱり甲斐のうねりだったと思うよ。






プロフィール

モン太

ギャラリー
  • スタジオとライブ~一世紀前のセックス・シンボル
  • スタジオとライブ~スローなブギにしてくれ
  • スタジオとライブ~熱狂(ステージ)
  • スタジオとライブ~100万ドルナイト
  • スタジオとライブ~100万ドルナイト
  • スタジオとライブ~港からやってきた女
アクセスカウンター
  • 今日:
  • 昨日:
  • 累計:

タグクラウド
TWITTER




CD・DVD

KAI BAND&YOSHIHIRO KAI NEW YORK BOX(DVD付)

新品価格
¥15,726から
(2017/2/11 15:39時点)



甲斐バンド・ストーリーII

中古価格
¥1,589から
(2017/2/11 15:40時点)



カオス( 2)

中古価格
¥2,500から
(2017/2/11 15:41時点)



Highway25

中古価格
¥6,575から
(2017/2/11 15:42時点)



甲斐よしひろ: ROCKUMENT BOX [DVD]

中古価格
¥24,650から
(2017/2/11 15:43時点)



THE BIG GIG [DVD]

中古価格
¥9,000から
(2017/2/11 15:44時点)



HERE WE COME THE 4 SOUNDS [DVD]

中古価格
¥2,825から
(2017/2/11 15:44時点)



Big Night~KAI BAND LIVE AT BUDOKAN 1996~ [DVD]

新品価格
¥2,722から
(2017/2/11 15:45時点)


最新コメント
記事検索
「Amazonライブリンク」は提供を終了しました。
  • ライブドアブログ