嘘-たわごと

懐かしき甲斐バンド、甲斐よしひろを振り返りながら、時を思う

レコードジャケット~破れたハートを売り物に5

破れたハートを売り物に

「破れたハートを売り物に」

アルバムとシングルのジャケットが同一だった。
甲斐バンドが階段を上がるにつれ、出来上がっていったイメージにやっとレコードジャケットが追い付いてくれた感じだった。
これだ、これなんだよってね。

自分はシングルではなくアルバムから入ってたけど、ここまで来たんだというイメージと感傷、そして驚きもあった。
曲自体は世間受けはしないだろうという予想通り、チャートは登らなかった。
曲自体が斬新すぎたからだ。
でも、バンドを見て、聴いて、体感してる者にとってはこの曲なくしては前も後もあり得ないだろうという思いの砦を作ってもらった感が強かった。
ただ階段を上っていたわけではなく、バンドはこの曲で明確な楔を打ち込んでくれた。
アレンジはこの後、ニューヨークでやり直すことにはなってしまったけれど、そんなことはどうでもよかった。
エモーショナル部分でも十分やれたと、後に甲斐はバンド解散時に言ってたけど、それもこの曲なくしてありえないことだった。

この曲でバンドのロック・スタイル、そしてやるべきことがはっきりした。
それを現したようなレコードジャケットだった。



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レコードジャケット~暁の終列車3

暁の終列車

「暁の終列車」

ファンだけど、どうにも受け入れられない曲というものは少なからずあると思う。
自分の場合はこの曲だった。
何故かはわからないけど、どうしてもダメだった。
アルバムに収録されていなかったことにちょっぴりホッとしたけど、この曲のアレンジはどのアルバムにもそぐうものじゃなかった。

でも、何故かレコードジャケットは気に入っていた。
バンドの当時の雰囲気がよく出ていたジャケットだと思ってたし、そこが気に入っていたと思う。
この曲に関してはこの曲よりもB面に収録されていた曲に気を取られていたせいかもしれない。


レコードジャケット~地下室のメロディ3

地下室のメロディ

「地下室のメロディ」

この曲は当時のバンドのイメージに沿った曲だったと思う。
この曲が収録されている同名のアルバムは、確か外部の人がアレンジしていたはずだけど、この曲だけはバンドに似合ったアレンジだった。

何故、この曲が先行発売されていなかったんだろうと思ったけど、あの「漂泊者」が出てたからね。
しか対七とも思ったけど、「漂泊者」に続いてシングルでしっかり発表されてほしかった。
バンドのイメージって、内側からのものと外からのものって結構違うものだと思うけど、この時においてはもっと外側からのイメージに支店を置いてほしかった。
だから、このレコードジャケットには一つも二つも不満が残るところで、こだわりも大事だけど、曲から出てくるバンドのイメージをもっと踏み込んで考えてほしかったな。


レコードジャケット~天使(エンジェル)2

天使(エンジェル)

「天使(エンジェル) 」

「漂泊者」でいったん作り上げたバンドのイメージが落ちてしまった。
ジャケットの問題ではなく、詞の問題でもない。
完全にアレンジの失敗。
曲の内容を必死に書き上げ、時にテーマも変えつつ、それをアピールするのはアレンジだと思うけど、ここまで何とかやってきたものがなくなってしまった感があった。
この曲は後にセルフメイクされることになって、圧倒的によくなった作品だけど、それでもこの時、こんな具合にしかアレンジできなかったのかと、バンドの稚拙さを感じさせられた。


レコードジャケット~漂泊者/アウトロー4

漂泊者/アウトロー

「漂泊者/アウトロー」

レコードジャケットとしては秀逸で、甲斐バンドメンバーが誰も出てこないところが曲の内容を象徴していた。

テレビドラマ『土曜ナナハン学園危機一髪』の主題歌として製作されたものの関係者用に作成されていたため当初B面収録曲はなかったと記憶している。
この当時甲斐バンドに対して持つイメージを思い切り引き上げていた曲で、テレビドラマとレコードジャケットがよくマッチしていた。

荒々し歌いこなしと曲の内容は、ハードロックそのもので、そこまで出て行ったかという印象が強かった。
曲のサビが絶叫型で、のちにシャウト型がリメイクされて出てきていたけど、絶叫型でないとこの曲の魅力は全くでない。

今にして思うと、心情はハードルをあげたものの、演奏とテンポ、アレンジが追い付いていなかった感が強い。
後年ニューヨークミックス三部作が出たり、後年リメイクされたということもあったけど、この曲を本格的に甲斐以外の手でアレンジしてみたらどうだったんだろうという密かな期待があった。
ライブで多用されているのも、甲斐の離婚間際の状況による心情が反映されていることは間違いないところ。



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レコードジャケット~ビューティフル・エネルギー3

ビューティフル・エネルギー

「ビューティフル・エネルギー」

HEROから感触、そして安奈と北流れは、当時よくラジオで聞いていた。
当時は高校生だったから受験勉強に追われて、TVはあまり見ていなかった。
週末とか休日、そして受験勉強の合間に息抜きでTVを見てた時に、CMソングとしてこの曲が流れていたのはなぜかよく覚えてる。

でも甲斐バンドの曲だとは思っていなかった。

甲斐バンドといえば骨太なボーカルだった甲斐の印象が強く、でもこの曲のボーカルは弱かった。
誰だ、この曲を歌ってるのは、、、と思ったとき、ひょんなことから甲斐バンドの曲だと知った。

後に甲斐バンドのファンとなってアルバムを遡って聞いていくと、松藤がボーカルを取ってる曲は印象が弱かった。
うまいとかそうでないとかいう前に声量がなさすぎで、、、ただ、松藤の作った曲のメロディは甲斐のものとは違ってリズミカルではあった。

この曲はそうした松藤にボーカルを取らせていた曲だったけど切り口を変えてみるという試みみたいなものだったんだろう。



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レコードジャケット~安奈5

安奈

「安奈」

このレコードジャケットは好きだったな。
曲としてはロックを転じてアコースティックに、という転調のほどがバンドの構築され始めたイメージを変えるとか新しい局面が見られた感じがしてよかったと思う。
当時高校生だった自分が、深夜放送を聞くと毎日のように流れてた。
まだしっかりどの曲も聞いてた頃ではなかったから斬新な感じがして好感が持てた曲だった。

後に聞き始めるとライブでもめったに聞くことのできない曲になってたけど、大きなイベントではライブ中盤で肝のように演奏されてたなあ。
スタジオでは浜田省吾も参加していたのは後に聞いたことだけど、イントロ部分は誰のギターでもなくてどうしてんだろ?と思っていたことを思い出すね。

この時のこのアレンジが最高なのであって、あえて弄繰り回すべきではなかった。
シンプルさが都に書き魅力だったこの曲は、レコードジャケットと妙に合っていたと思うんだ。


レコードジャケット~感触/タッチ3

感触(タッチ)

「感触/タッチ」

これだけ曲調、曲の内容とレコードジャケットから来るイメージが合わなかったのも珍しかったかもしれない。

「裏切りの街角」の後、曲からのイメージを反転させるかのような「かりそめのスウィング」がヒットしなかったことがあって、「HERO」の後は似た曲調のこの曲を出していたけど、それはこの曲がウケたのではなく「HERO」がヒットしたことによる影響が多分に残っていたせいでチャートを上がってしまった。
バンドの特徴は。「裏切りの街角」から「かりそめのスウィング」農法が出ていたわけで、この曲には出ていなかった。
もっと、自分たちの歩みを踏みしめるような曲を書いてほしかったと思ったのは、当時も今も変わらない。



レコードジャケット~HERO(ヒーローになる時、それは今)5

HERO(ヒーローになる時、それは今)

「HERO(ヒーローになる時、それは今)」

個人的にはデビュー間もない頃、「裏切りの街角」を歌うバンドを見たイメージから遠く離れていたせいもあってか、バンドのイメージは然程いいものじゃなかった。
この曲がセイコークウォーツのCMソングとなり、、バンド・メンバーがCMに1979年1月1日の0時ちょうどに登場し、民放各局から一斉に放送されたのをたまたま見ていた。
田舎とはいえ、街中に出ればこの曲が流れポスターが貼られていた。
シングルを買いはしなかったけど、そのポスターやCMでのバンドメンバーの様子は思ってたものと違ってた。

この曲がヒットしたことで、初のベストアルバム『甲斐バンドストーリー』が作成されたけど、シングルのジャケットに気が付いたのはもっと後。

甲斐バンドが多分初めて「Kai Band」となったのもこの曲のジャケットから。

これが気に入っていた。
和製ロックの第一人者と後年言われたけど、この辺りから曲の詞だけではなく、アレンジにも変化が見られ始めていたような気がする。
それがのちにニューヨークでミックスダウンを試みるようになっていくけど、そうした意味では「Kai Band」というロゴがはまっていた。

この時の盛り上がりはバンドの流れに沿ったもので十分なこだわりを見せていた。
でも、それがしっかりアルバム作成につながっていくにはまだ数年待たなければいけなかった。




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レコードジャケット~Lady(レディー)3

LADY

「Lady(レディー)」

甲斐の思い描いているレディーは、この曲の中やレコードジャケットに凝縮されているように思う。

まだ駆け出しの若者が背伸びしてレディーを思うときのイメージ。
そんなものがるような気がしていた。
ただ、この後バンドがブレークする寸前に敢えてそのペースをダウンさせると同時に秘めたる想いが込められていた感じもしていた。

決してミラーボールが似合う曲だとは思えないけど、ライブで初めてミラーボールが採用された曲。
そこにバンドのここまでの変遷が込められ、聞き続けてきた人たちにはこたえられないものがあっただろう。


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モン太

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