嘘-たわごと

懐かしき甲斐バンド、甲斐よしひろを振り返りながら、時を思う

あの頃~I(#2)2

「I(#2)」

i i  これがリアリティ 君の現実なのさ i i  これがリアリティ これが今の俺たちの人生

YO ちょっと聞け 耳澄まして(HI) この町は ただごとでは(ナイ)
例えるなら 一瞬の巨大な船だ 行き先はどこか (誰も知らない)
ならばこの船が ノアの箱舟なのか それともただの沈没船なのかは 
この町を 一部の誰かが操っていることと同じだから(BOO)
ただ僕らはもがくだけ この沈みかけた船に乗って 
どうすればいい ここから先は まるで何も見えない 海の底だ
動き出した時計の針 止められるのは誰一人としてなし
待ったなし それでどこにススム 道見失った迷子たち

i i  これがリアリティ 君の現実なのさ i i  これがリアリティ これが今の俺たちの人生

理想と現実のギャップの狭間に 行き交う船に乗ったまんま
考えた 「自分とはなんだ」 見つけられず 感じるジレンマ
(BO)っと してるうちに時が過ぎ (HO)のちょっとのことでイラつき
他人を 蹴落とすことばかり 教え込まれてきたせいでウンザリ
(WAKE UP) 目を覚ませ 
(WAKE UP) 耳鳴りのように聞こえてくる声 (DONT STOP)
止まるな (DONT STOP) 見えない何かに今日もせかされ
流されるコンクリート ジャングルの囚人 我を失うヒーローとヒロイン
もう待ったなし 出し抜かれた拍子に 気付く愛(ALL LIGHT)

i i  これがリアリティ 君の現実なのさ i i  これがリアリティ これが今の俺たちの人生

たった一人(WHAT) 部屋のベットに(WHAT) マジでぐったり(WHAT) 倒れ込み(WHAT)
起き上がったり(WHAT) 寝転がったり(WHAT) 繰返す(WHAT)
悩み抜く昼下がり

「昼に夢を見る」 遠い昔あの頃に この胸に抱いていた 思いは今どこに
「何の意味がある」 誰も信じずに 今日もひとり突っ張って 何も聞かず生きることに
(i)とiが出会い愛 (i)一人よりも 二人でいたい 
揺れ動くこの船で 生きるなら 認め合って掴めパートナー(リアリティ)
現実の中で 探し出せ この愛の意味 

i i  これがリアリティ 生きるのさ 今の俺達の人生

HEY!知ってるかい 沈みかけた船にみんな 乗り込んでいることがわからないのか

(作詞:甲斐よしひろ、GAKU、Rap:EAST END、作曲:甲斐よしひろ)

この曲が出た当時、まだラップは陽の目を見ていなかった。
でも、今になって思うとこれからの音楽はラップという思いが甲斐にはあたように思う、
甲斐が若かりし頃にも、そいうことが何度もあった。
取り組み方が斬新過ぎて結果が伴わなかったこともあったけど、その姿勢に意味あったように甲斐が思っていて周囲がついていった感があった。
それは甲斐に見合う・似合う取り組みだったからだと思うけれど、ラップに取り組むのは違うとこの当時も今も思う。
パートナーというテーマのもと、こういう曲が出てきた感もあったけど、虚の曲の原曲はKAFIVEの頃にあって、それをチョイスしたに過ぎなかった。


あの頃~BLUE4

「BLUE」

君達は鳥になって 大空を飛び回る 君たちは魚になって 海ン中泳ぎ回る
君達は雲を作り お日さまを驚かすんだ 君達は波を作り 水着の跡をいつも楽しんだ 

やがて空そのものになれそうな気がする いつか海そのものを作ろうとする

君達が空になったら 誰が鳥になるんだい 君達が海を作ったら 誰が水着を買うんだい
憧れと欲望の絵の具をまぜないで 未来が塗りつぶされ 孤独な鼓動はBLUE

BLUE SKY&BLUE OCEAN すべての愛を抱きしめておくれ

君達は鳥になって 大空を飛び回る 君たちは魚になって 海ン中泳ぎ回る
君達は雲を作り お日さまを驚かすんだ 君達は波を作り 水着の跡をいつも楽しんだ 

(作詞:CHAGE,、作曲:甲斐よしひろ)

この曲がきっかけになったのかどうかはわからない。
後に甲斐バンドが再々結成し、CHAGE&飛鳥と富士山麓でジョイントライブするとはこの時は夢にも思わなかった。

勝手なイメージだけど、CHAGEには大きな海で泳ぐとか大空に向かって胸を張るようなイメージがあった。
CHAGE&飛鳥はすごく売れていたけど、肝はCHAGEだったし、そこに目をつけていた甲斐の目はさすがだったと思っていた。


あの頃~ONE4

「ONE」

ひとつの声が ひとつの夢が ひとつの心が出逢い ひとつの夢になる
(アナタノニオイトテモステキ)

ひとつの吐息 ひとつの指が ひとつの夜がかさなり ひとつの愛になる
(アナタノアセトテモステキ)

闇に打ち勝つ 確かな力などないのだろう
でも愛の力なら 愛の力ならと 君を見てるとそう思える 愛の力なら

ひとつの痛み ひとつの涙 ひとつの人生 必要なのは分かち合うべき愛
(アナタノユビ アナタノマツゲ アナタノクチビル アナタノニオイ)
ひとつになる
(アナタノマブタ アナタナタノハダ)
ひとつになる
(アナタノイタミ アナタノテノヒラ)
ひとつになる 
(アナタノオンド アナタノカミ)
ひとつになる
(アナタノコドウ アナタノソクド)
(アナタノカタチ アナタノクセ)
(アナタノユメ アナタノエガオ アナタノナミダ)

(作詞:甲斐よしひろ、もりばやしみほ、作曲:甲斐よしひろ)

この曲が出た頃、自分に二人目の子供が生まれ、愛なんて状況によって変わるものなんだなあと思っていたことが懐かしく思える。
この曲の詞が共同作業で生まれて曲になったことが、意外とうれしかった。
共同作業で生まれる曲はこうであってほしいというものが込められた曲だった。



あの頃~LOVE is No.13

「LOVE is No.1」

OH YEA  OH YEA LOVE is No.1 OH YEA  OH YEA LOVE is No.1
OH YEA  OH YEA LOVE is No.1
OH YES だれもが愛する者が必要 OH YEA  OH YEA LOVE is No.1
OH YES みんな愛する人が欲しい 
すべてが欲しいなら 命奪えばいい 愛されていたいと死ぬ気で願うなら
急所を見つけ 息の根を止める でもそれじゃあ 彼女の心は見えない
ComeOnComeOnComeOn OH YEA  OH YEA LOVE is No.1

OH YES だれもが愛する者が必要 OH YEA  OH YEA LOVE is No.1
OH YES みんな愛する人が欲しい 

花を切り取るのに ナイフはいらない 
「君しか見えない」と 歯の浮くセリフを吐き
でもこの愛は本気 まやかしだというなら この舌切り取り 君にくれてやる
ComeOnComeOnComeOn OH YEA  OH YEA LOVE is No.1

OH YES だれもが愛する者が必要 OH YEA  OH YEA LOVE is No.1
OH YES みんな愛する人が欲しい 

未来を信じてる 夢を信じてる 笑いなよ 愛さえも
ComeOnComeOnComeOn 
OH YEA  OH YEA 痛みを感じるほどに OH YEA  OH YEA 君を愛してるさ
OH YEA  OH YEA 自然にセクシャル 生まれたままで
OH YEA  OH YEA 論理 科学的で 1対1で
OH YEA  OH YEA 大事な愛を大切な人に
OH YEA  OH YEA 心こめ使おう

その手で君が奪う愛は その手で生み出す愛と同じ
二人を映すそれが愛さ 愛は俺たち 愛は君さ

OH YEA  OH YEA LOVE is No.1 OH YES だれもが愛する者が必要
OH YEA  OH YEA LOVE is No.1 OH YES みんな愛する人が欲しい
OH YEA OH YEA OH YEA

(作詞作曲:甲斐よしひろ)

愛なんて言うことは相手を心身共に受け入れて知らないものだと思ってたし、今でも思ってる。
それだけ愛なんて真面目に言うと照れるもjので、真面目に言うことじゃないかもしれない。
とこの曲を聴いて思ったけど、これだけ真正面に打ち出した曲も珍しい。


あの頃~は・だ・か4

「は・だ・か」

カッコつけて 白いスーツに カッコつけて 皮肉咲かせ カッコつけて 恋をしても
暴れ出した切なさ 監獄に閉じ込めて おまえには明かさない

ソッポ向いて 街の掟(ルール)に ソッポ向いて 廻る流行に ソッポ向いて 恋をしたら
接吻さえ哲学 禁欲のゴールドは 媚薬より悩ましい

AhAh 淫らさが AhAh 薔薇になる AhAh楽園は AhAhすぐそこさ
AhAh 泣きながら AhAh 燃えていた AhAh 身体開けよ Lady 
発情した女が 輝くこの時代さ 焦らすのが美学だろ?

AhAh 指先が AhAh 傷痕が AhAh 楽園に AhAh 溶けてゆく
AhAh 燃えながら AhAh 泣き出した AhAh 心開けよ Lady 

カッコつけて 白いスーツに カッコつけて 皮肉咲かせ カッコつけて 恋をしよう
ソッポ向いて 街の掟(ルール)に ソッポ向いて 廻る流行に ソッポ向いて 恋をしよう

(作詞:森雪之丞、作曲:甲斐よしひろ)

カッコつけては今でもいうことがあるだろうけど、ソッポ向いてなどは言わないかもしれないと思ってた当時。
こういう詞は甲斐でも書くことがるかもしれないと思ったとき、この手の曲を他の人とタッグを組んで曲を作る意味合いはどこにあったんだろう。
時代を感じる楼でそうでもないしの紡ぎ方とタッグを組むことは、ひとりの殻に閉じこもっちゃいけないということを言ってるような気がした。



あの頃~パートナー4

「パートナー」

高速エレベーターの箱の中のよう きりもみ状に夜の摩天を駆け上がる
ザックリ開けられた愛の風穴 そこから覗くと 地獄の闇が手招きをする
バーチャルシャドウか現実か 眩暈の向こうに君がいた

俺はナカナカ頭脳明晰 君は最高イケてるルックス
密に練り上げ切った プランもここにある 
ピカピカに磨いた車は外にあるのに イカしたナビゲーターだけがいないのさ
味わいつくそう快楽を そこにはナント君がいた

パートナー 愛燃やし尽くせる相手が欲しい パートナー 最高のチームを組めるさ君となら
パートナー 世界の果てまで飛んでいこう二人

遅かれ早かれ起こった事さ  手錠につながれた 愛の囚人 二人の出会いは宿命なのさ 
石のような重いハート 一人で生きていく 愛も苦しみもひとりぼっちでいいというけど
嘘っぱちさ逃げられない 愛は不意にやってくる

パートナー 愛燃やし尽くせる相手が欲しい パートナー 最高のチームを組めるさ君となら
パートナー 世界の果てまで堕ちていこう今すぐ

みんな誰かを思いのままにしたいだけ 自分のおもちゃが欲しくて君を型にハメる
愛と優しさの話をしても ただの言葉に過ぎない みんな互いを愛すべきさ 思いのままにせず
憎しみじゃあなく愛し合う 憎しみじゃあなく愛だ

パートナー 愛燃やし尽くせる相手が欲しい パートナー 最高のチームを組めるさ君となら
パートナー 世界の果てまで飛んでいこう 今こそ

高速エレベーターの箱の中のよう きりもみ状に夜の摩天を駆け上がる
パートナー パートナー パートナー

この曲が出た当時、身重の神さんを抱え東京に戻ろうとしていた頃だったことを思い出す。
転勤先から戻る最中、東京と大阪を往復していろいろ気づかい苦労していた。
東京の戻ってもさらなる苦労が待っているとは知らずに。

甲斐バンド再結成が1996年だったから、その翌年。
自分には様々なことが起こり過ぎてそれは結果として報われなかったけれど、もう自分は自分のことだけ考えていればいいんだという時期から抜け出してたことも当時の思いとしてあったことは重要だった。
きっとこの曲もこの曲が収録されていたアルバムも、甲斐はバンドを組む、ユニットを編成することの大事さと意味を反芻し直していたように思えた。





BEATNIK~その25

自分もいい歳になって、これからの事も更に考えなくちゃいけないというのに4.50年前の事を時に思い出すことも多くなったかもしれない。
情報量が今と比べて圧倒的に少ない時代、その時代では自分の想いの深さが今以上に大事だったかもしれない。
だから思い出すこと多いのかもしれないけど、決して勢いに任せていたのではなかったから浅はかではなかった。
意識して音楽に触れたのは中3の受験の頃で、その頃話題になった小椋佳のNHKホールでのコンサートによく触れていた。
主発点はバラード、フォーク、そんなところだろう。
今でも小椋佳は好きでよく聞いているけど、多感な時期だったから余計にその感覚を覚えているのかもしれない。
高校に進学しても、やはりフォークだった。
そんな中ロックという世界にも触れたけど、言ってみればまだロックは市民権を得ておらず、浸透どころか入り口にも立っていなかったかもしれない。
甲斐バンドはロックをやろうとしていたとは聞いたけど、まだ聞き込んでもいなかったからヒットした「HERO」を聴いて、いい曲だなと思い、甲斐の新聞記事を読んで「HERO」に掛かれていた詞に込められていた想いにも触れられたけど、曲としては歌謡曲のようなアレンジだと思っていた。
どういうスタイルになってどういう音を出せばロックになるのか、まるで理解していなかっただろうけど、アップテンポの曲をガンガン演奏し歌うスタイルがロックだと勘違いしていた。
甲斐バンドの「HERO」を聴いて歌謡曲と思ったのは、ライブというものを体感していなかったことに尽きるけど、山奥の都市に甲斐バンドは来ないし、進学校に通っていたせいもあってライブ会場にでかけようとしてもきっと規制はあっただろう、それよりもほ他に大事なことがあるだろうと言われて。
高2年の冬だったか、受験勉強に勤しむ中、ラジオの深夜放送でいやに耳障りがいい曲が何度の流れ、それが「安奈」だということに気づくまで時間がかからなかった。

ロックと言ってもフォークにもやるんだというのが当初の想い。
けど、季節感たっぷりで時代にもあっていたんだろう。
思いを寄せた娘は中学からいたけど、高校半ばで遠距離恋愛めいたことと受験勉強が疎遠にし別れが来ていた、
何故か、「安奈」をじっくり聞いて吹っ切れたような気分になっていたことを思い出す。
アップテンポだろうがバラードだろうが、聞き手の想いに乗る、添うということがひょっとしたらロックではないのか。
そして聞き手に考え込ませることが1960年代の音楽の源で、それを甲斐バンドはやっていたことではないのかと思うようにもなっていた。
勢いに乗らせる、勢いをつけることだけがロックではない。
考えさせること、思いを深めることが和声ロックではないのかということに気づくまではそこからまた数年かかったけど。
そういう意味では「安奈」は、後に言われたBEATIKを感じさせられた曲でもあった。



あの頃~アルバム『GUTS』5

GUTS

『GUTS』

レディ・イヴ
風吹く街角
レッド・シューター
スマイル
時の人
GUTS
Midnight Interval/GO-MEN
放課後
メタモルフォーゼ(Album Version)
マイ・マイ・マイ

メジャーに移籍した野茂に触発されたように聞いているアルバムだった。
野茂のメジャー移籍には、それまでの所属球団・監督の不理解と不条理さから様々な事態が起こり、それでも野球界の路頭に迷わずにのし上がっていった野茂の気概があった、
余談だけど、この所属球団であった近鉄は、これほど選手を愚弄した球団はなく、後のプロ野球界で球団の消滅や新球団の創設という大トラブルが起こった時も、こんな球団は亡くなった方がいいとか自業自得の要素が多いと思っていた。
そこから立ち直る方法を探ったり、メジャーに行ってからの野茂の姿には確かに気概が感じられた。
甲斐が言うところのGUTSはまさしく、その気概だろうと思う。
こういう気概は大好きで、GUTS溢れるスポーツ選手は本当に少なくなってスマートさが前面に出てしまっていることを残念に思ってる。

このアルバムには忘れ去られようとしたGUTSの大切さが込められている。
センスも大事だけど、そうした気概は何事においても忘れちゃいけないことなのにスタイルがまず前面に出てしまっていることは、時代が表せてしまったと言えるのかもしれない。
この当時は世紀末でもあった。
その象徴が「レディ・イヴ」だったかもしれないが、起こるはずもない事を無事に乗り越えたことでそのスマートさがより強くなって時代が進んでしまったことは、楽して時を過ごす、無理無駄は生きる上で必要なのにそれをなくそうと必死になってしまったことで、何も言えない、することの弊害が多くなってしまった現代を迎えてしまったと言えるかもしれない。
手を汚すことも必要なのに、思いとは逆に弊害の多い時代になってしまったということをこのアルバムを聴いていると感じてしまう。


あの頃~マイ・マイ・マイ5

「マイ・マイ・マイ」

マイ マイ マイ マイ MY-MY-BABY マイ マイ マイ マイ MY-MY-BABY
マイ マイ マイ マイ MY-MY-BABY マイ マイ マイ マイ 俺らのBABE
マイ マイ マイ マイ MY-MY-BABY マイ マイ マイ マイ MY-MY-BABY
マイ マイ マイ マイ MY-MY-BABY マイ マイ マイ マイ 俺らのBABE

俺がいえるのはこれだけ 君の純情が 俺をまともにしてくれるだろう
さあガッツのない言葉なんて むなしいものさ OHそうだろう

マイ マイ マイ マイ MY-MY-BABY マイ マイ マイ マイ MY-MY-BABY
マイ マイ マイ マイ MY-MY-BABY マイ マイ マイ マイ 俺らのBABE

俺にいえるのはこれだけ 君は優しい救い主かい 
それとも姿を変えた悪魔かい

溶けてしまいそう 固体から液体へ OH!俺!

マイ マイ マイ マイ MY-MY-BABY マイ マイ マイ マイ MY-MY-BABY
マイ マイ マイ マイ MY-MY-BABY マイ マイ マイ マイ 俺らのBABE

みんなにいうのはこれだけ 世界が滅んだとしても 残ったものから作り出すのさ
最良のもの 価値ある愛をみつけ 生きぬく事さ

君にいうのはこれだけ 言葉は便利なものさ 
愛を告げるのも あざけ笑うのもできる 
両刃の件さ おぼれれば縛られ 犯られちまう

俺がいえるのはこれだけ 君の純情が 俺をまともにしてくれるだろう
さあ まともにして くれるだろう さあ Oh

マイ マイ マイ マイ MY-MY-BABY マイ マイ マイ マイ MY-MY-BABY
マイ マイ マイ マイ MY-MY-BABY マイ マイ マイ マイ MY-MY-BABY

(作詞作曲:甲斐よしひろ)

アルバムの最後の収録曲ってバラードが多かったところ、珍しくアップテンポの曲だった。
GUTS,、勝つことを信じろということをテーマに作られたアルバムだったこともあって、今曲の効果がいいものがあったと思ってた。
それは当時も今も変わらないな。
この心情があれば、まだ甲斐を聴いていくことができる、そう思わせてくれた曲でもあった。




あの頃~メタモルフォーゼ3

「メタモルフォーゼ」

わすれない わすれない わすれない
切ない 切ない 切ない
あんなにも熱かった身体が このまま冷え切っていくなんて
沸きおこる 沸きおこる 沸きおこる
火のように 火のように 火のように
高まりは赤く胸ただれ 行きつく先などもなく

メタモルフォーゼ すべて変えて生まれ変わりたい ああ
メタモルフォーゼ すべてを捨てて死んでいく 明日へ
わすれない わたさない わたせない
骨さえとけたあのボサノヴァ 燃える唾で濡らした唇
灼熱の海岸(うみ) わたさない

メタモルフォーゼ すべて変えて生まれ変わりたい お前は言う
メタモルフォーゼ すべてを変えて生きてゆく 今夜を
メタモルフォーゼ

メタモルフォーゼ すべて変えて生まれ変わりたい ああ
メタモルフォーゼ すべてに破れ旅立つ ああ今夜を
メタモルフォーゼ

(作詞作曲:甲斐よしひろ)

変わりゆくことが望みだ、とはデビュー間もない頃甲斐が言った言葉。
人は加齢とそれに応じた状況の変化で変わらざるを得ないのは自然な事だと思い、それを成長と呼ぶんだろうなと思っていたけど、成長と結びつない者もいるというのが最近、気が付いたこと。
人って、変わるということを成長と誤解して同じようなところをグルグルわ待っているだけかもしれないと最近思うことが多くなった。
しかし、この曲の歌詞は今の自分の否定で、生まれ変わりたいという欲望めいたこと。
それだけは思ったことはないな。


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